骨折体験記【最終回】~エレベーター、助かります~
2018年05月27日
骨折体験記最終回のテーマは、エレベーター。
松葉杖での移動ですと、階段の昇降は危険。
そこで、エレベーターやエスカレーターを使わざるを得ません。
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で、気づいたことが2つ。
まずは、電車移動時のエレベーターの設置場所、「こんなところにあったのか」の件・・・
結構、ホームのはずれにあったり、電車から降りてから、しばらくホームを歩いてやっと見つかったり(T_T)
松葉杖のない生活のときは、
エレベーターの場所など気にすることもありませんでした。
しかし、いざ、乗ろうという意思をもって乗ろうとすると、エレベーターはどこ?!?!と
探すところから始まります。
エレベーターを探し、ある場所まで移動し乗り込み、乗り継ぎの電車ホームに移動する。
通常時の時間の1.5倍はかかります。
公共場所での「エレベーターはここですよ」の表示(サイン)、
改めて実に助かります。
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もう一つは、「エレベーターを使う人の優先順位、考えようよ」の件・・・
エレベーターの扉には、プライオリティシールが貼られていますよね。
高齢者、妊婦さん、ケガをしている人、ベビーカーや車椅子。
しかし、プライオリティの高い方が優先されているかというと、
案外そうでもないことに気づきます。
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最近、キャリーバッグを持った旅行客(日本人も外国人も)が多くなりました。
優先度は、大きなキャリーバッグを引っ張っている旅行客になっているように思うのです。
結構な頻度で遭遇したのは、杖をついた高齢者が旅行客いっぱいでエレベーターに乗れない場面。
何だかな・・・と思うことしばしばでした。
使うなということではなく、互いに優先順位を考えようよと思います。
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無事に松葉杖を卒業した今、駅ホームのエレベーターは使わないことにしました。
自分が乗る分、優先して乗れる人がいるんですから(^^)
骨折体験記、これでおしまい。
何事も「当事者になって初めて知る」ですね。
当事者になったら「敢えて知る」ことも大事かもしれません。
そのときしか、知ることができないんですから(^^)
骨折体験記②~松葉杖は敏感なセンサー~
2018年05月21日
骨折体験記第2弾のテーマは、「松葉杖」
病院から渡されて、使い方も知らなかった私。
左足を骨折したってことは、左右どっちに松葉杖を使えばいいんだっけ?!?!
なレベル(^_^;
外来の看護師さんに高さ調整をしてもらい、1~2分練習。
1ヶ月もすれば、まるで自分の脚のように使いこなすこともできました✰
が・・・・
これまた、いろいろな不便さもありありなんです。
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松葉杖の先はゴム製になっています。
もちろん滑らないためです。(そりゃそうだ)
これが、結構歩くときにつまづくのです。
松葉杖を一歩前に出そうとすると、こんなことがあります。
① アスファルトの凸凹(年度末の道路つぎはぎ?!)に引っかかる
② 点字ブロックに引っかかる
③ ゴム製ですが、ぬれたタイルの上は、要注意(かなり注意)
松葉杖を引っかけて、また転倒しそうになったこともしばしば。
松葉杖の先は、とても敏感なセンサーのようでした。
ちょっとした凸凹でつまづいてしまうのです・・・
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特に、点字ブロックは、視覚障がいの方には絶対必要なもの。
しかし、松葉杖だけではなく、普段から杖を使っている方々にとってみると、
歩行の妨げになることもあるのか・・・と考えさせられました。
あらゆる人たちのバリアフリー、難しいものです。
普段から支障なく生活している者(私も含め)こそ、
それぞれが抱える不便さを知るべきだと思いました。
骨折体験記①~車椅子での乗り心地~
2018年05月20日
今年2月、人生初めて骨折を経験しました。
転んで骨折。典型的な骨折原因です(>_<)
「すんごい痛い」と聞いたことはありますが、
本当に「すんごい痛い」も経験済みです(T_T)
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骨折経験から、違った視野で日常生活を体験する機会を得ました。
(ポジティブに捉えてみたところ・・・(^_^;)
2ヶ月間の骨折生活から、3つの違った視野を綴ります。
1回目は、病院受診時の「車椅子体験」です。
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「自立して歩くことができない」から仕方ないのですが・・・
①車椅子で院内を移動するのって、乗っている側からすると
乗っていない人たちの邪魔になって申し訳ない・・・。
②廊下にいる人たちをかき分けて、車椅子で進む。
よけてもらって申し訳ない・・・。
③院内各室の出入口で待っていることが、
いるだけで場所を取っているようで申し訳ない・・・。
④院内を移動するにも病院スタッフの手を借りなければ、
移動ができない・・・歩けさえすれば、自力で移動できるのに申し訳ない・・・
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私が移動するだけで、多くの人たちに手間をかけてしまっている。
車椅子を使ったことがなかっただけに、
どこにも向けられない気持ちを感じました。
決して、”乗り心地”がいいものではないのです。
車椅子に乗っていない側からみた車椅子の患者さんに対して、
特別なことを感じていませんでした。
今回、乗る側を経験し思ったこと。
乗る側は、周囲に気を遣って生活しているということ。
車椅子を使っている方にこれまでと違った配慮ができそうに思います。
体質改善で学んだこと
2018年05月16日
ここ1ヶ月間、体質改善に取り組んでまいりました。
大台を目前にして、これまで健康管理に気遣ってこなかった私です(^_^;
しかし、さすがに一つのカラダを50年近くも使っていると、
身体のいたる箇所に修理修繕が必要になってきていることを感じていました。
・・・で、何をすればいい?!?!
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そんなとき、仕事の関連で久しぶりに会った10年来の友人から
教えてもらった体質改善プログラム。
食べるものに気遣う、飲酒は1ヶ月なし、生活のリズムを整える等など・・・
(続けられるかしら・・・、ホントに体質改善できるのかしら・・・)という不安もありましたが、
友人のマメなLINEに日々元気づけられ、なんとか1ヶ月持ちこたえることができました♪
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その結果、ぐっすり寝られるわ、朝の目覚めはすっきりだわ、
階段を昇るときも身体が軽いわ、とにかく爽快感があります。
なんと、嬉しいことに体重も減!(だから軽いのか(^_^;
前向きに支えてくれた友人に感謝です♥
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体質改善1ヶ月で私が得たことが3つ。
① 体重が減った♪(これ、結構嬉しい)
② これからの食生活、生活リズムを見直すきっかけになった♪
③ 1ヶ月、耐えられたという事実!!!
そして、学んだことが3つ。
① アドバイスは素直に聞くべし!
②「やればできる!」に年齢は関係ない!
③ 取り組むプロセスは、これからの自分を創る!
「結果にコミットする」ではありませんでしたが、
私の場合、「プロセスにコミット」したのかもです♪
あ、見た目、あまり変わっていませんので、期待は無しでお願いします(m_m)
会話のテーマの多様化~2025年問題、量だけではなく質も?!~
2018年05月11日
先日、介護施設でデイサービスの利用者さんと会話する機会がありました。
玄関先で誰かを待たれている様子。
10分程度の会話でしたが、2025年問題を目前に介護施設での利用者さんとの会話、
「これも大事!!」と感じました。
✰・・・✰・・・✰・・・✰
こんなやりとりがありました。
私も受け取る書類を待っていましたので、すぐお隣に車椅子に座っている利用者さんに
「こんにちは」と声をかけました。
すると、「こんにちは、あなた、ここの職員さん?」と訊かれました。
私「いえ、お仕事で定期的に来ているんですよ。昨日は寒かったですね~、
5月ですのにこんなに冷えること、珍しいですね」と会話を続けると、
利用者さんは、現役時代の職業のことから始まり、
仕事で行ったことのある場所のこと、その場所で美味しかった食事のお店のことを
話してくれました。
話の内容は、現役の仕事の成果や苦労されたこと、かつての日本社会風土など
私にとっても興味津々のことばかりでもありました。
たまたま、その利用者さんが話したことに対して、
私がもっている共通情報を重ねてみたところ、そこから更に会話が拡がりました。
すると、次は「あなた、どちらの生まれなの?」と訊かれ、
「青森県」ですと応えると、「私は、七戸に行ったことがあってね~」と。
わずか10分ぐらいの間で、仕事のこと、各地方の話題、双方の地元のことなど
会話が多様に拡がりました。
帰り際、利用者さんは「またお会いできるといいですね」と手を差しのべられ、
握手して、私は介護施設を後にしました。
✰・・・✰・・・✰・・・✰
「2025年問題」は数(量)の問題を主に挙げられていますが、
利用する側の現役時代の社会背景をよく知った上での会話(質)も必要かも・・と思いました。
2025年以降、施設の利用者は、現役時代に高度成長期を担ってきた方々。
私たちの仕事の先輩、先駆者でもあります。
社会の先輩として、学ぶこと、指摘されることもあるかもしれません。
それに対応できる、また話題を拡げられる会話術、多様な情報も利用者満足度に
つながると考えます。
今ですら人員不足に陥っている介護職員にそこまで求めるのか、
利用者を満足させる会話の仕事として雇用の機会を作るのか(総人件費を考えると無理かも・・・)、
”おしゃべりボランティア”を活用するのか。
利用者満足度を高めるための策、今から何かできないか・・・と思った10分間でした。
5/8付デーリー東北紙「私見創見」にコラム掲載
2018年05月08日
先月発生した衝撃的な事件。
全国に駆け巡りました。
19歳の警察官が教育係の41歳の同僚(先輩)に拳銃発砲し、殺害したという事件。
この事件から、異なる世代に仕事を「教える」ことを改めて考えさせられました。
詳しくは、添付のコラムをご覧下さい。
GW後半初日、いろんな○○の仕方を考える
2018年05月03日
2018年GWも後半に入りました。
今日の横浜は午前中、荒天の予報でしたが、
朝、目覚めるとすっかり雨もあがって、青空も覗いていました(Lucky☆)
少し風が強いですが、お天気がいいことということはお出かけ日和!
ニュースでも各地の観光地、高速道路も人と車でいっぱいのようですね。
なのになのに・・・
私は・・・というといと、咳と鼻水MAXの風邪っぴき(T_T)
朝から、柔らかティッシュ半箱を使ってしまいました(>_<)
GW前半も楽しみにしていたワーキングスペースでの交流会も欠席、
新規事業ミーティングも延期・・・(すみません(@@;)
元々、GWは出かけず、がっつりお仕事!の予定ではありましたが、
なんだか残念!な気持ちでおります。
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ここ1年ほど、連休となると体調を崩すことが多くなりました。
来年、大台を迎える私の身体は、どうやら「連休は、ゆっくり休みなさい!」と言っているようです。
大人しく自宅でのんびり過ごすことといたしましょう♪
孔子は論語で「50にして天命を知る」と謂われています。
私なりの解釈ですが、
今の自分の身体を知って、今すべきこと、できることを考えて行動する。
「やりたいこと」から「すべきこと、できること」にスイッチすることなのかな・・・と。
やりたいことはいっぱいあるのですが、集中&選択して、「すべきこと、できること」に
絞っていきたいと思います♪
GW後半初日、働き方、暮らし方、楽しみ方・・・いろんな○○方を考える一日でした。