エイトドア 扉(door)を開けると、楽しい未来が待っている、道が拓ける。 Shizukaのつぶやき

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新人研修から思うこと~今の時代の新たなビジネスマナー~

2024年04月02日

新年度がスタートしました。
今年の桜は、卒業の桜ではなく、入学・入社の桜の開花となり、それはそれで時期ぴったり!と感じました🌸

弊社は4月1日から1週間ぐらいは、”新人研修WEEK”です。
新人研修では、
 ・学生と社会人との違い~自立・自律すること~
 ・いい仕事をするためのポイント(7つのことを伝えています)
 ・ビジネスマナー(接遇・マナー)
 ・職場コミュニケーション~報告・連絡・相談の徹底~
 ・仕事を楽しむためのセルフマネジメント
をお伝えしています。

上記のプログラムで、時間を使って伝えてほしいとのご要望をいただくのが、ビジネスマナーです。
社会人経験のある皆様もビジネスマナーに自信はありますか?
私は、自信がないことも未だにあります。
毎年、新人研修の講義を通じて、学びなおしや振り返りをしているところです。

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先日、ある医療機関で新人さんではない職員研修での講義の機会をいただきました。
その研修でのご要望の1つに、「電話の切り方」がありました。
次のような現状があったそうです。
 ・電話を受けるときもかけるときも、とにかく受話器を「ガッチャン」と音を立てて、電話を切る
 ・電話を切る前に大きな声で職員同士が話し始める
皆様の職場でこのような行動は見受けられますでしょうか。

私は、電話を切るときは、受話器を置いて切るのではなく、フックボタンを押して切るように新人のときに教えられましたので、そういうこともお伝えする必要がある現状を知りました。
(最近のヒットドラマ「不適切にはほどがある」みたいですね)
      

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「電話の切り方」の講義をしていて、ずっと気になっていることがありました。
オンラインでの打合せや会議で、終わったときの切り方です。
コロナ禍で急速に普及したオンライン。コロナ後も私自身も重宝していますし、皆様の組織でも同様かと思います。そうしますと、オンラインでのマナーもあるのではないかと思ったところです。
    


     
「オンラインの切り方」もこれからはマナーの1つなのではないかと思います。
「それでは、これで終了しますね。お疲れ様でした」とお互いに言った後、いきなり画面からいなくなることに、多少の違和感を感じたことがありました。そんなとき、「これって、スマートな切り方だなぁ」と思った方がいました。

 ○「お疲れ様でした、それでは失礼いたします」と言って、回線を切るのではなく、ビデオカメラをオフにする
 ○そのあと、回線を切る

いきなり、電話の受話器をガッチャン!と音を立てて切られる・・・ということがなような・・・
この”切り方”をすると、お互いに回線を切りやすいと思いました。

「今どき、そういう小うるさいことをいうわけ?」と思われることかもしれませんが、これも時代のツールの変化からの「電話の切り方」と同じなのではないかと思ったところです。

ビジネスマナーの根底は、「相手を不快な気持ちにさせないこと」だと思います。時代が違うにせよ、これが基本的な考え方なのかと思います。
    

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新人さんが入職された今が、自分自身のビジネスマナーを振り返る時期。
時代の変化によるツールの変化から、相手を不快な気持ちにさせない対応の1つにオンラインでのビジネスマナーも加えてみるとよいかもしれませんね。



   

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今が続くとは限らない~「セルフリスクマネジメント」を~

2022年11月11日

 先日、センセーショナルなニュースがありました。

 アメリカの企業のテスラ社の代表であるイーロン・マスク氏が買収したTwitter社の従業員を突然解雇したことは、多くの方々が「そんなことまでしちゃうの?!?!」と思ったのではないでしょうか。
        

 Twitterといえば、SNS先駆けで世界の有名人が公式アカウントとして、情報を発信しています。その情報は、世の中に大きな影響を及ぼすこともあり、また国と国との外交にも影響を及ぼすほど影響力のあるのは言うまでもありません。世界有数の会社の1つであり、政治さえ動かすような情報発信がされている、また使われているTwitterです。
       

これだけの大企業ですから、もし、私がTwitter社の社員だったら(あり得ませんが笑)、買収されたとしても、解雇されるなんて全然思いもよらないことだと思います。それも、朝会社のサイトにアクセスできなかったと思ったら、自分が解雇対象者だった・・・なんて、「嘘でしょ」と思うほどの衝撃でしょう。

 報道によると、Twitter社の日本法人の従業員も解雇対象者だったようです。

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 このニュースで私が思ったこと。
       

 どんなに安定していたとしても、「今が続くとは限らない」ということです。今日まで「自社」だったのが、明日は「他社」になることが現実としてあるというということです。
         

 では、もし自分がその状況に身を置いていたらどうすればよいのか。

 セルフリスクマネジメント(自己危機管理)が必要だと思います。

  ✅ 解雇されても雇ってもらえるだけの経験やスキルを持っていること
     

  ✅ 次の職場に行くまでの期間の蓄え(資金)があること
     

  ✅ 解雇のようなことがあっても、それに耐えうるだけのメンタルを持ち合わせていること(慌てない、落ち込んでも前に進めるなど)
    

 以上の3つが考えられます。

       

 そのために、今いる組織で経験できることはできるだけたくさん経験し、それによって身に着けられるスキルを磨いておくこと。そうすれば、成果もでるので今いる組織で給与もある程度もらえることにもつながります。
         

 いずれにしても、今いるところでの一生懸命な努力が、万が一、自分の身に働く危機があっても自分自身で耐えうること(セルフリスクマネジメント)につながるのだと思います。
         

 Twitter社のようなことが日本で起こることは滅多にないと思いますが、「今が続くとは限らない」という意識を持つことが、「一生懸命に努力すること=経験とスキルが磨かれる」わけです。結果としてセルフリスクマネジメントによって、自己キャリア開発にもつながるのではないでしょうか。

 ・・・というこのブログのタイトルも「つぶやき」(;^_^

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新入職員を迎えるためにできること③~新入職員の気持ちを知る~

2022年04月10日

新年度が始まりました。日本どの組織も新人さんをいよいよ迎え入れましたね。
毎日元気に出勤してきていますか。

「新入職員を迎えるためにできること」をテーマに、
 第1回 「新入職員と自分は何が違うのか」
 第2回 「無意識な苦手意識が新人を遠ざける」を書いてきました。

第3回は、「新入職員の気持ちを知る」です。

昨年度、ある病院で新人さんの定期的に面談をする機会がありました。
そこで思ったことが、世代の違いがどうこうではなく、こういうことを気にしていたんだ…ということを知りました。

私たちは、経験があって、それがベースで職場を捉えがちですが、新人さんは配属先はこれまでの環境からすると「アウェー」。

    

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面談から、改めて知ったことは、私たちは「そんなことで傷ついちゃうの?」の感覚の違いです。

その違いを、私たちの感覚に引き寄せるのではなく、私たちがその気持ちを知ろうとする歩み寄りです。

こんな事例がありました。 こういうことがあると、辞めたい気持ちになった…そうです。

  ✅ 「声が小さいよ」と注意されたとき

  ✅ インシデントが続き、自分は「選択した職種」(看護師他の国家資格の職種です)に向いていないと考え続けたとき

  ✅ 同期は夜勤に入っているのに、私はまだ入れていない(看護師事例)

  ✅ ある仕事ができなくて、何度も教えてもらったとき

 このような新人さんの気持ちを聞くと、「え~~、そんなことでぇ~」と思う方が大半かと思います。
 しかし、それが現実であることも然り。

 そして、このような新人さんの声を聴いたときにやってはいけないこと。

「私が新人の時はそんなことまでやってくれていなかった」・・・ですよね。

 そもそそも、自分たちが育成してもらった環境は日々変化しています。そのことは、本ブログの第1回のとおりです。

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 では、新人さんがどんな気持ちでいるのか・・・。

 実は、とても先輩や周りの方たちに気を遣っています。
 こんなことを話してくれました。 

 ✅ 自分がいることで迷惑をかけている

 ✅ 手間がかかって申し訳ない

 ✅ 少しでもできないことがあると自信がなくなる、職に向いていないと思い込む

 ✅ 不安や心配なことを職場で相談できない

 ✅ 仕事のことで質問したいが、声をかけられない

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 こういう気持ちがあるから、周りや教育担当者に話しかけにくくなっている事実を知っていただきたいと思います。

 次回「新入職員を迎え入れるために」最終回は、上記のことをどうすればいいか…です!

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素直な人~どんな人と働きたいか~

2021年08月10日

 先日、午前と午後で2つの法人さんのコンサルティングがありました。
 午前中は、介護施設の人事制度を構築するコンサルティング、午後は管理職の役割行動を作るというコンサルティングでした。

 コンサルティングのテーマは異なりましたが、同じような話題が出ました。

 ✅ どんな人を採用したいか

 ✅ どんな人と働きたいか

 という議論に対して、共通して出た意見が、「素直な人」。

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 確かに、「素直な人」はどの職場でも欲しい人材です。多くの人が好む人材だと思います。
 次の話題になったのが「素直な人」ってどんな人?
 そこで、「素直な人」ってどんな言動する人なんだろうね…ということになりました。 

 私たちは職場で一緒に仕事をする上で、お互いに気持ちよく働けるのであれば、性格ではなく「言動」が大切だと思います。ただ、その性格からくる具体的な仕事の言動が問題なわけです。

 そうすると、「素直な人」とはどんな言動をとるのでしょうか。

 結構、具体的に挙げるとなると、難しいものです。

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 そこで、会議では、「素直じゃない人」の例が挙げられました。

 ✅ もう少しこうするともっとよくなると思って、アドバイスすると、「注意された!」と受け取って、機嫌が悪くなる。
 ✅ 注意すると、「私だけじゃなくて、他の人もやってる」と他者を引き合いに出す。
 ✅ 自分の意見、話が通らないとその後、意見を言わなくなる。

 すべて、よくいう「へそを曲げる」という言動になるということだと思います。

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 となると「素直な人」ってどんな人なのだろう…
 私なりの捉え方です。

 ✅ 思いもよらない指摘があったときに、否定的や攻撃的な反応をしない
 ✅ だからこそ、結構ガマン強い
 ✅ 注意されたとき、冷静に受け止められる
    ⇒ イラッとする気持ちを抑えて、事実を受け止められる
 ✅ 楽しい、嬉しい気持ちが心の底から嬉しがる

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 「素直な人」…

 具体的に…となると、なかなか思い浮かばないかもしれませんが、「どんな言動」の視点から、自分たちが求める人材を洗い出すといいのかなと思いました。

 ホントに素直に頑張っているスタッフに感謝しつつ、あなたがいるから自院のモデルができる!ということをお伝えしたいですね。

 皆さんの組織でも、求められる人材像を明文化していると思いますが、具体的な言動を更に洗い出すと、採用面接のとき、人事評価のフィードバックのときに明確な言動としてお示しできるのではないかと思います。

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活動報告33-「女性の多い職場マネジメント講座」で講演

2021年04月25日

 4月24日(土)、青森県にある株式会社ミライテコ主催の『女性の多い職場マネジメント講座』で講演する機会をいただきました。

 オンラインとリアルのハイブリッド方式での講座開催でした。

 会場は、青森市内県庁近くの東奥日報新町ビルにあるコワーキングスペース。青森市にもこんな仕事スペースがあっていいなぁと。

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 さて、今回の講演のきっかけは、八戸市のご出身で青森市内で歯科の副院長である大澤優子先生ご執筆のこちらの書籍のご講演からお声かけいただきました。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: スクリーンショット-2020-12-24-9.14.36-697x1024.png

 事前お打合せにて、なんとなんと大澤優子先生とは同い年ということがわかり、「きっと、当時、八戸の街中辺りですれ違ってますよね~」という会話です。

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 講座では、まずは大澤優子先生から、「離職を防ぐコミュニケーション」から次のキーワードでのご講演でした。

 ✅ 人間関係
 ✅ 「資格」と「勤務年数」
 ✅ シンプルに考える

うんうん!と頷くことがたくさんあり、まだまだ大澤先生とはたくさん情報共有したいと思いました。

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 続いて、私からは
 ✅ 女性職場の特徴
 ✅ とはいえ、女性職員は職場に何を望んているのか
 ✅ となると、何ができるのか
     ⇒ 院長、管理職ができること
     ⇒ 女性職員自身ができること
 をお話させていただきました。

左側が大澤優子先生、右側が私。

 そうなると、結果として「人事管理」の問題になるということだと思います。
最後に次のことをお伝えいたしました。
 ✅ 仕事の成果、態度や意欲の点検
 ✅ 点検の結果をスタッフとの面談
 ✅ 仕事の成果への処遇  ⇒ 認めることばとお金
 ✅ ちゃんと働くための教育

講演スライドの一部です(^^)

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 性別関係なく…という時代ではありますが、それでも男性と女性のそれぞれの違いがあり、それが職場に影響していることは間違いありません。

 よりよい職場にするためには、個別管理も大切ですが、ある程度のステレオタイプもつかんでおく必要があると思います。

 今回は、そういう意味で私自身も考えを整理できた講義でした。

*~*~*~*~*~*~*

 大澤優子先生とは、八戸出身の同期での益々の発信を企んでおります。
 乞うご期待❣

 このような機会をいただいた株式会社ミライテコの代表の池上文尋さんに感謝申し上げます(^^♪

 

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活動報告32-医療福祉の法人で新人研修を実施しました

2021年04月01日

 4月1日。新年度がスタートしました。
 新たな場所でスタートを切った方もいれば、昨日と引き続き同じ場所でご活躍される方もいれば。
 いずれにしても、4月1日は誰もが「始まり」を感じて動き出していらっしゃるのではないでしょうか。

 昨日は、八戸市内にて新卒の職員向け新人研修の講師を務めてまいりました。対面とリモートと併せて約80名ほどのフレッシャーズさんたちが受講されました。

 テーマは、「社会人に必要な心構えとスキル」。

 社会人1年目の初日。
 社会人としての心構えを先輩として伝えることは、私はとても大切だと思っています。それがないまま、現場に送り出されると現場が教えなければならないのです。
 それはそれでよいのですが、教育担当者の考え方もそれぞれですので、まずは、法人としての共通認識としてお伝えすることが必要だと思うのです。

*~*~*~*~*~*~*~*

 今回は、4時間という長丁場の研修。
 受講者が飽きないように、意見交換を交え、発言もしてもらい、お辞儀の仕方などは実際に動いてもらったりの構成でした。

 全体のプログラムはこんな内容でした。
  ✅ 学生と社会人の違い
  ✅ 働くとは、仕事とは
  ✅ 社会人としての基本接遇
    ○あいさつ ○みだしなみ ○言葉遣い ○電話対応
  ✅ 職場コミュニケーション
  ✅ 仕事の楽しみ方

 特に、2つ目のプログラム「働くとは、仕事とは」では、次の5つのことをお伝えしました。
  ○自分の仕事の成果と給料は交換
  ○嫌なこと、つまらないことでもやらなければいけない
  ○苦労したこと、頑張ったことが経験に残る
  ○経験が自分を成長させてくれる
  ○柳子と、苦労したことほど達成感を感じられる

 きっとワクワクした気持ちで入職したと思いますが、ワクワクの反面、辛いことや嫌なことも実際にあるということ、しかしそれは乗り越えると経験として財産になるということを初日に知ってもらいたかったこともあります。

 これは講師というよりは、先輩としての私の経験からの言葉です。

 フレッシャーズさんたちは、4時間の長丁場でも熱心にメモをとっておられました。

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 地域の医療と福祉に未来に貢献する皆さん、ご入職おめでとうございます☆
 そして、無限の可能性を開花してくださいね💛
 

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活動報告30-非正規職員から正職員になるための研修してきました

2021年03月27日

 先日、ある法人さんからのご依頼で、非正規職員から正職員になる皆様への研修を実施しました。

 同一労働同一賃金の取り組みからも、その役割の違いをご認識いただくことは大変重要かと思います。

 今回の研修のプログラムは、こんな内容にしてみました。

✅ 正規職員と非正規職員の違い(意見交換)
✅ 正規職員に必要なスキル
  ○タイムマネジメント ○自立型の仕事の仕方 ○効率と成果
  ○確実かつタイミングよい報告・連絡・相談 ○自己啓発力を高める
✅ 正職員としての職場コミュニケーションの重要性

テキストの一部です(^^)/

 講義をしていて思ったことは、お気づきだと思いますが、正規職員と非正規職員とも仕事をするからには変わりないことです。

 そうなると、日々の仕事は変わりないのであれば、役割と責任の所在の違いを明確にしておくことが同一労働同一賃金の差を示せるということです。

 仕事と役割の違いをちゃんと確認する機会として、自院・自施設で是非確認してみてください。

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活動報告28-介護施設にて一般職員研修「報告連絡相談の重要性」を実施しました

2021年03月12日

 去る3月10日(水)および11日(木)、介護施設にて一般職員向けの研修を実施いたしました。 研修形式は、オンライン。すっかりこの方式にも慣れてくださったようです。

     

 隔月で実施している研修で、今回のテーマは、「報告・連絡・相談の重要性~正しい仕事をするために~」でした。

 4月に新入職員を迎えるにあたり、諸先輩方々が、社会人の基本である「報告・連絡・相談」がきちんとできているのかを考える機会とするための研修でした。

 職員同士での報告・連絡・相談におけるトラブルについて、意見交換していただき、それを踏まえて、報告、連絡、相談の違いとそれぞれで気を付けたいことなどをお伝えしました。      

✅ 報告は、正確に情報を伝えることが大切。正確に伝えるためには、「5W1H」で報告と言われていますが、果たして実践できていますか?

✅ 「伝えましたよね」、「聞いてません」などよくあるトラブルは、結果として仕事が遅れる、利用者さんやご家族に迷惑がかかり、職員間の関係性もギスギスしてしまうという悪循環。だからこそ、お互いに気を付け合おう!

という内容でした。

      

 新入職員を迎えるにあたり、今一度自分の「報告・連絡・相談」の仕方を振り返ってみてはいかがでしょうか。


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「女性の多い職場のマネジメント講座(医療機関・一般企業など)」~女性が多い職場で人間関係にお困りの方に様々な視点で解決法を示唆!~のご案内

2021年03月10日

 このたび、青森ドクターズネット主催にて女性の職場マネジメント講座を開催いたします。青森ドクターズネットは医療機関のサポートをすることが多いのですが、院長の相談や看護師長や事務長とお話すると必ず人の問題でお悩みのことが圧倒的です。

 特に女性の職場の場合、人間関係のトラブルが起きて色々と仕事に支障をきたしてしまうケースが多く、大半の経営者や管理職の方は頭を悩ませておられるようです。

 講師は、2名。
 お一人目は、大澤歯科医院副院長の大澤優子先生です。大澤先生は昨年10月に「歯科衛生士のトリセツ」という本を初出版され、その内容が女性の職場のマネジメントに関する示唆が多くて、たくさんの経営者から感謝の言葉をもらったそうです。
 実際に本を読んでみるとなるほどなあという金言満載です。そこで、今回はその内容も含め、「女性の職場の仕事のマネジメントについて」お話頂く予定です。

 二人目は弊社代表の下田静香です。
 医療機関・福祉施設での人事の問題・課題をベースに、「離職防ぐ職場コミュニケーション~世代間ギャップで気を付けたいこと~」ということで、働きやすい職場でのコミュニケーションや仕事が楽しい職場のつくり方、居心地のいい職場にするための方法をお伝えします。

詳細とお申込みはこちらから。

「女性の多い職場のマネジメント講座(医療機関・一般企業など)」~女性が多い職場で人間関係にお困りの方に様々な視点で解決法を示唆! | Peatix


<詳細情報>
日時:2021年4月24日 (土) 15:00 – 17:30(入場は14:45~)

会場:コワーキングスペース seven C’s(セブンシーズ) 青森市新町2丁目2−11 東奥日報新町ビル 2F

講師:大澤優子氏・下田静香氏

定員:リアル参加20名 オンライン参加50名

会費:2000円

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評価面談の”密”、どうする?~人事担当者の役割~

2020年04月15日

 先日、ある病院の人事部長からのご相談。

「新型コロナウィルス感染の影響で、2019年度下期の評価面談を中止している病院はありますか?」というご相談でした。私から、「どうしてですか?」と問い返したところ、評価面談(フィードバック面談)が”3密(密閉、密集、密接)”が気になるとのことでした。

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 確かに、評価面談(フィードバック面談)は個人情報満載の内容ですから、密室で行われます。面談する上司も面談を受けるスタッフも双方共に話すことを他者に聞かれてくないですから、扉を開けて話すには躊躇する人が多いと思います。

 また、一対一での面談ですから、そんなに広い場所ではないことから、さらに密室性が高くなること間違いなしなわけで、そこには”3密”の「密閉」と「密接」が発生するため、そういうことからのご相談でした。

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 上記のことについて、こう考えます。

 まず、感染の危険性があることはやらないことが第一です。これは言うまでもないことですが、優先度緊急度からするとここが一番大切なことを人事担当者としても押さえておかなければならないことです。

 その上で、次に人事評価の結果を何に使っているのかです。定期昇給や賞与決定の材料に使っているのであれば、特に定期昇給は賃金規程にも明記されているはずですから、そのとおりに実施しなければなりません。つまり、人事評価を行わないと定期昇給ができないということになります。一方で、「密閉」「密接」になるので、評価面談は省略しようということでもないと思います。生活給である月例賃金ですから、正しい手続き(ちゃんとフィードバック)で行われなければなりません。

 人事担当者としてすべきことは、感染防止対策を理解しつつ、評価面談を行ってもらうために、留意してほしいことを評価者やスタッフに発信することが一つの役割なのではないでしょうか。

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例えば、こんな通知とかです。

      

 このたびの新型コロナウィルス感染防止を踏まえ、評価面談の際は、次のことに十分留意の上行ってください。

1.面談場所を「密閉」にしない。 ⇒ 定期的に換気しましょう。

 ☑ ドアを少し開ける。ただし、面談内容が他者に聞かれないよう配慮してください。

 ☑ 定期的に窓を開けて換気する。

2.面談者、被面談者同士の「密接」を避ける。 ⇒ 以下は努力をお願いします。

 ☑ ソーシャルディスタンスが確保できる部屋で行う。

 ☑ できるだけ面談時間を短縮できるよう面談内容を準備しておく。

※ 非常に厳しい状況環境下での実施となりますが、スタッフにとって大切な面談ですので、ご理解のほどお願いいたします。

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 感染対策が強化されている中での面談は非常に感染の危険性が伴います。しかし、それでも一方で、人が働いている以上、人事は動いているのです。止めることはできません。だからこそ、人事担当者として、動きを止めない発信は大切な役割の一つだと思います。

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