複数の評価者の必要性(人事評価シリーズ7)
2018年08月16日
人事評価シリーズも第7弾!
今回は、「複数の評価者の必要性」についてお伝えします。
一般的に、一人の被評価者(評価される側)に対して、2名~3名の評価者を設定します。
被評価者の直属の上司が一次評価者、その上の上司が二次評価者、さらにその上の上司が三次評価者といった具合です。
(私がフィールドにしている病院では、三次評価者は、被評価者の具体的な仕事行動を観ることが少ないので、設定しなくなりましたが・・・)
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さて、では、複数の評価者を設定することにどのような意味があるのでしょうか。
1.複数の”目”で観ることにより、被評価者の優れいている点、認められる点、見本となる点など多くを引き出す
2.正してほしい点など仕事や行動、態度の改善点が一人の評価者だけの視点になっていないかを複数の視点で確認する
以上の2つの意味があります。

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私たちは、仕事をするとき、それぞれ大事にしていること、つまり仕事への価値観があると思うのです。
例えば、病院であれば、患者さんファーストで仕事をする人もいれば、患者さんファーストよりも仕事効率を重視する人もいます。
コスト重視の人もいれば、サービス充実重視の人もいます。
それぞれの仕事に対する価値観の違いは、評価者と被評価者の間にも介在します。
価値観の違いは、評価結果にも現れる可能性があるため、単一的な価値観だけではなく、
複数の価値観から被評価者を観るということは大切なことなのです。
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複数の評価者を設定するのは、
一方に偏った考え方、価値観で観るのではなく、複数の価値観から被評価者を観ることにより、
評価結果の信頼性も担保していることにもなっているのです。
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