地元紙に取材を受けました!
2025年06月14日
6月10日付けの地元紙デーリー東北新聞『私は今ココ~北奥羽からの現在地』に記事が掲載されました。
このコーナーは、八戸を離れて活動している方たちのキャリアや取り組んでいる活動などを紹介する主旨のようです。
1時間ほどの取材を受けて、”自分キャリアヒストリー”をコンパクトにまとめていただきました。

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記事にもありますが、10年スパンでキャリアチェンジがありました。
私のキャリアチェンジには、その時に出会った言葉、出会った方々が大きく影響しています。
「計画された偶発性」という言葉があります。
キャリア論の学者である、クランボルツ博士が提唱したキャリア用語です。
出会ったこと、出会ったものは、偶然として見過ごすのではなく、これを自分に取り入れたらどうなるだろう・・・と考えて、好奇心をもって自分の将来に向けて、取り入れること。それが、自分のキャリアの領域を広げていくことになるというような考え方です。
キャリアカウンセラー養成講座を受講したときに出会った言葉です。
「計画された偶発性」を知ってから、新しい考えなどを積極的に取り入れる思考になったように思います。
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ただ、記事では順調にキャリアを渡ってきたように見えるかもしれませんが、40歳で大学院を修了した後、1~2年ぐらいはほとんど仕事もなく、厳しい状況が続きました。
今でも鮮明に思い出されるのは、真夏のある日、仕事がないため自宅で資料づくりをしているとき、
冷蔵庫のモーター音が聞こえてきました。
その時思ったのは、「こうして座っているだけで、電気代がかかっている・・・。でも、私はお金が入ってくることができていない・・・」と。
このことを思うと、今はありがたいことにお仕事をいただける状態になりました。
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今回、この取材を通して、これからのキャリアをどう作っていこうかを改めて考える機会になりました。
終活も含めて、充実した未来を楽しみたいと思ったところです。
取材をしてくださったデーリー東北新聞社東京支社の福田さん、このたびは大変お世話になりまして、
また、素敵に記事をまとめてくださって、ありがとうございました!
信頼の貯蓄~エイトドア8年目を迎えて~
2025年05月27日
先日ある方から、「信頼の貯蓄」ということばを聞きました。
そのことばの”主”は、私と同じく独立してある分野のコンサルティング事業をされている方です。
コンサルティング事業は、「信頼を積み重ねてこそ、継続できること」だそうです。
過去に得た信頼の積み重ねが、今に至っているのだと。また、これからも信頼されるコンサルティング、顧客のためになるコンサルティングをし続けることが、未来の顧客獲得につながるとのこと。
当たり前のことではありますが、結構難しいことであり、またコツコツと長年積み上げてこそ、できることだと思いました。
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エイトドアを設立して、2025年2月で、7年が経ちました。8年目に突入です。
現在弊社にお仕事をご依頼くださる方の中には、20年ぐらい前から毎年研修のご依頼くださる方もいます。また、20年以上前にお付き合いのあった法人さんは、ネット情報から私を探してくださって、久しぶりにお仕事のご依頼をいただいたりしています。
最近は、ある研修がきっかけで、そこからご紹介いただく団体や法人さんも多くなってきました。
ようやくガツガツと営業をしなくともお客様に巡り合えることができるようになりました💦
(感謝!)
自分でいうのも・・・ですが、提供しているサービス(私でいうと研修内容やコンサルティング内容)を信頼、共感してくださるから得られた今だと思っています。
まさに「信頼の貯蓄」で成しえたことかなと。

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人事のコンサルティングを始めて、通算で24年になります。
過去に、お会いした方からたくさんの ”ためになることば” をいただいてきました。
研修講師の方からは、「聞き手に権利がある」ということば。
研修講師は、自分が伝えたいことを話すのではなく、相手が聞きたいことを話すことだそうです。聞き手が欲しい情報、聞き手が困っていることのヒントを伝えることが講師の役目であると。
また、雑誌等の連載しているとき、大学院の恩師からは、「文章を書くとは、自分を書くこと」ということば。
文章は、過去に経験してきたことを体系化したり、根拠づけして読み手に伝えることだそうです。カタチだけの体系や根拠は、どこにでも書かれていること。なぜ、自分が執筆するのかは、過去の経験を振り返り、そこに体系化や根拠を乗せるとより説得力のある文章になるとのこと。
そして、今回いただいたことば「信頼の貯蓄」。
これからも”貯蓄”しつづけられるよう今の姿勢でエイトドアを継続していこうと思ったことばでした。
2025年 新年のご挨拶
2025年01月03日
新年 明けましておめでとうございます。
昨年も皆様には、大変お世話になりまして、ありがとうございました。
心よりお礼申し上げます。
2025年も何卒よろしくお願い申し上げます。
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2024年は、大変ありがたいことに、多くのお仕事のご依頼をいただきました。
研修等でお会いした皆様からのご紹介で、官公庁や自治体、団体本部等で研修講師を務めることでき、
新たなチャンスに大変嬉しく存じます。
以前勤務していた組織では、仕事を獲得するために営業活動もしました。しかし、それはほとんど実になることはありませんでした。
昨年は、当時、営業に行った企業や団体様よりお仕事のご依頼をいただくことができました。やはり実直に、丁寧にお仕事をすることが、未来の仕事につながることを実感した一年でした。
単なる定型プログラムで講義をするのではなく、
①相手が求めることや困っていることに応えること
②伝えたいことを伝えるのではなく、相手が聞きたいことをわかるように伝えること
を何となくですが、気にしながら伝えてきたように思います。
2025年も変わらず、ご依頼いただいた仕事を丁寧に進めてまいりたいと存じます。
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弊社広報部長も頑張って皆様に癒しを届けてまいります!

改めまして、本年もどうぞよろしくお願いいたします!
日本赤十字社の医療倫理研修会で講義~活動報告61
2024年12月18日
10月に日本赤十字社の医療倫理研修会で講義の機会をいただきました。
全国の赤十字病院の皆さんが本部にお集りになり、2日間にわたって開催される研修です。
3年前から毎年ご依頼いただいております。

私が担当したのは、「アンガーマネジメント」。
患者さんへの対応で、イラっとしたときに、冷静に判断して対応するためのアンガーマネジメントの活用をお伝えいたしました。
ただ、アンガーマネジメントは、あくまでも怒りの感情を上手に表現することであって、「上手に」を
どのように伝えるかが次に必要なスキルです。
伝える内容、理解・納得できる伝え方や話し方、態度も併せて実践する必要があります。
そのためには、アンガーマネジメントだけではなく、伝え方(交渉術)や叱り方(注意の伝え方)、ハラスメントの知識や最新情報も組み合わせて身に着けておくことが大事とお伝えいたしました。
一方で、イラっとした感情を自分の中に閉じ込めてしまう(我慢)人は、ストレスマネジメントも更に必要なスキルであることもお伝えしたところです。

患者さんへの対応だけではなく、職場の職員同士でも上手に自分の意図するところを上手に伝え、メンバー同士や多職種が協力しながら、よりよい医療を提供するという意味では、「医療倫理」の枠組みは、患者さんに加えてよりよい職場づくりも含まれるのではないかと思います。
職員同士のイライラ感情のぶつかりが、患者さんへ影響するのは明らかです。
そのためにも、まずは職員同士のイライラ感情の「感情」を表現するのではなく、イライラ感情の元になっていることを、上手に表現すること。これがアンガーマネジメントなのだと思います。
日本赤十字社の研修事務局の皆様、お世話になりました!
済生会本部主催 医療技術者(PTOTST)マネジメント研修会で講演~活動報告60
2024年12月10日
去る10月17日(木)、東京都港区三田にある 社会福祉法人恩賜財団済生会の本部が主催の「医療技術者(PTOTST)マネジメント研修会」で講演の機会をいただきました。
本研修会は、済生会本部では初の試みとのことで、講演を担当する弊社としても、大変責任にあるかつ貴重な機会をいただいたと思っております。
全国の済生会の病院に勤務するセラピストの皆様(理学療法士(PT)作業療法士(OT)言語聴覚士(ST))がご参加。嬉しいことに、定員を上回るご応募をいただき、定員枠を増やしての研修会となりました。
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研修会は、終日で約6時間の講演で、プログラムは次のとおりでした。

医療技術職初めてのマネジメント研修会とのことで、まずは、リーダーの役割とスキル、チームワークと、最も頭を悩ませる人のマネジメントについてお伝えいたしました。
既に研修で伺っている病院のセラピストさんもご参加いただいていて、久しぶりにお会いする方、つい先日研修でお会いした方、オンラインで直接はお会いしたことがなかったのですが対面で初めてお会いした方もいらして、楽しい研修会となりました。
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研修後のアンケートも、次のような大変嬉しい結果をいただきました。
・すぐに活用できる内容がたくさん盛り込まれていた
・具体的な事例を挙げての講義だったので、わかりやすかった
・グループでの意見交換の場がたくさんあり、交流を深められた など
担当した側としては、嬉しいとともに、初の試みともあり安堵した結果でもありました。
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済生会本部は、東京タワーのすぐ近くの立地で、お昼休憩では、研修会場から見える東京タワーをバックに、受講者の皆さんが”撮影会”🎵
私も、見上げる東京タワーではなく、目線の違った東京タワーを楽しみました🗼

済生会本部の福谷課長、大木さん、このたびは、大変お世話になりましてありがとうございました!
神奈川県平塚市主催 介護職員交流&研修会「わかてカイ」で講演~活動報告59
2024年11月28日
去る10月18日(金)、神奈川県平塚市福祉部主催で、平塚市内の介護施設職員の皆様向けに講演の機会をいただきました。
「わかてカイ」という名称で、昨年から?若手人材の離職防止の一環として、平塚市福祉部が企画して開催しています。昨年は、「OJTの進め方」等のテーマにした動画を弊社より提供し、ご受講いただきました。

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今年度のテーマは、「セルフマネジメント」。
仕事を続けていくうえで、若手であろうと経験が豊富であろうと、必要と思うセルフマネジメント。
5つのことをお伝えしました。
① 健康管理(フィジカルもメンタルも)
~ストレスマネジメントの重要性~
② 感情コントロール(喜怒哀楽の上手な表現方法)
~一次感情(疲れた、眠い、お腹すいた、つらいなど)を軽減させる~
③ モチベーションマネジメント
~自分で自分を元気にさせる方法~
④ キャリアマネジメント
~ちょっと先の自分を考えるための準備を進めよう~
⑤ タイムマネジメント
~時間の余裕が、①~④を作り上げる~

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3時間の講義時間でしたので、途中、コミュニケーションゲームを取り入れ、受講者同士の交流も図っていただきました。
ご参加された皆様からのアンケートや当日の講義の様子が、平塚市のホームページにアップされています。
【平塚市ホームページ】https://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/nenkin/page22_00043.html
昨年度に引き続き、ご依頼いただきました平塚市、そしてご受講くださった皆様、ありがとうございました!
全国自治体病院協議会 長野支部にて講演~活動報告58
2024年11月23日
去る7月31日(水)、全国自治体病院協議会長野支部にて、長野県内の病院の新入職員の皆さんを対象とした「接遇・マナー」をテーマに講演の機会をいただきました。
この講演は、昨年度もご依頼いただいていたのですが、まだ感染対策強化の観点から、会場での講演のご聴講と講演を録画したものを後日ご聴講の両方で開催いたしました。
今年度は、ご参加希望の方は全員会場にてご聴講となり、約140名の皆様にお集りいただきました。
新入職員の皆さんを対象としておりましたが、職歴のある方や管理職の方もご聴講くださったようでした。

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約2時間の講演では、次のことをお伝えいたしました。
1.接遇・マナーの重要性
~なぜ、接遇・マナーを学ぶ必要があるのか
2.具体的な接遇・マナーのポイント
~あいさつ、身だしなみ、態度他
3.クレーム対応・カスタマーハラスメント対策(簡単に)
まとめとして、5つのポイントはこちら。
✅ 接遇・マナーは、コミュニケーションスキルの1つであること。
✅ 接遇・マナーができていないことが、施設運営・経営にも影響する。
✅ 接遇・マナーの基本は、相手を不快な気持ちにさせない行動であること。
✅ 「知っている」と「できている」は違う。できていなければ、知っていても意味がない。
✅ 接遇・マナーは、余裕がなくなると、疎(おろそ)かになりがち。だからこそ、定期的に自己点検が必要。
何歳になって、経験年数をどんなに重ねても、常に上記のことを気にかけていたですね。
全国自治体病院協議会長野県支部の皆様、お世話になりましてありがとうございました。
青森県医師会 生涯教育講座にて講演~活動報告57
2024年08月10日
去る7月19日(金)、八戸グランドホテル(八戸市)にて青森県医師会生涯教育講座にて「カスタマハラスメント」をテーマに講演の機会をいただきました。
この講演は、年1回開催されるとのこと。今回は、病院・クリニックの医師だけではなく、窓口対応に当たるスタッフの皆さんも含め40名ぐらいの方々がご参加くださいました。
講演のきっかけは、昨年、日本赤十字社本部にて医療安全の講義をした際、八戸赤十字病院副院長の玉澤先生がご受講されており、その玉澤先生からお声がかかってのことでした。

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いただいたテーマは「カスハラ」。
病院・クリニックでは、以前は「モンスターペイシェント」と呼ばれた患者さんのことです。昨今は、業界を超えてどのサービス業でも、客からのハラスメント行為が問題になっています。
テレビ等でタクシー客が運転手さんへの暴言・暴力、理不尽な要求の場面は、よく観ますね。
病院・クリニックでも理不尽な要求をしたり、大声で怒鳴ったり・・・とカスタマーハラスメント行為が増えているといいます。
クレーム対応をテーマにした研修は年に数回行っておりますが、さらに踏み込んだ「カスハラ」は初めてのテーマでしたので、入念に調査して講演内容を組み立てました。
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講演内容の概要は次のとおり。
✅ カスタマーハラスメントの現状
・・・厚生労働省、連合、その他民間企業調査会社のカスハラ調査の結果と分析
✅ カスタマーハラスメントの定義と医療現場のカスハラ対策にむずかしさ
・・・カスハラ対策の目的は、職員の職場環境を守ること、カスハラ対応による余計な時間を
取られないよう組織的対策として行うことなど。
・・・医師法「応召義務」の壁
✅ カスタマーハラスメントに発展してしまう原因
・・・サービス提供側のなにがしかの対応がきっかけで、クレーム・カスハラになること
その原因になりやすいこと(職員の態度など)
✅ カスタマーハラスメントの初期対応

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今後も増加傾向にあるカスタマーハラスメント。
安心して働ける職場で、職員の皆さんが医療やケアの提供に専念できるようパワハラやセクハラと同様に対応マニュアルやカスタマーハラスメント発生時の訓練なども必要なのではないかと思います。
この度の講演では、八戸市医師会会長の熊谷先生、事務局の山平さんにも大変お世話になりました。
貴重な機会をいただけたことに心より感謝申し上げます。
青森県臨床検査技師会 新人研修会で講義~活動報告56
2024年06月05日
去る5月25日(土)、青森市民ホール(青森市)にて青森県臨床検査技師会主催の新人研修会で講義の機会をいただきました。
青森県支部の会長 奥沢さんとは、3月末にある食事会で偶然お隣に座ったことから知り合い、この度のご縁となりました。また、更に5年以上前からFacebookでお知り合いで、エイトドアのオンライン講座にも何度もご受講いただいた佐藤舞さんのご推薦もいただき、始まる前からわくわくな企画の研修会でした。
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研修会は、今年度の新卒の新人さんから経験5年目までの青森県内の病院で勤務する臨床検査技師の皆様約30名がお申込みいただき、開催の運びとなりました。
研修のタイトルは、
「自分の仕事を進めやすくするための職場コミュニケーション
~”いい意味で”気にかけてもらえる人になろう~」
です。
ありきたりなタイトルでは、面白くないなぁと思い、こんな表現にしてみました。
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新卒1年目~5年目の職員の方たちは、学生時代コロナ禍で過ごしてきた方たちです。満足にコミュニケーションが取れないまま社会人となり、そこでもまだマスク越しでの会話・・・
困ったとき、教えてほしいとき、助けてほしいときに先輩にどう話しかけたらよいのだろうか・・・
話しかけられないから会話が少なくなり、先輩たちも話しかけにくくなり・・・という悪循環により、
結果として離職にもつながりかねません。

折角入職した病院です。
”いい意味で”気にかけてもらえる新人さんになれれば、先輩たちから話しかけられる機会も増え、その分、会話の数が増えて、お互いに話しかけやすい人同士になれます。
そのためのコミュニケーションのコツをお伝えいたしました。

この度の研修会では、奥沢会長、司会を務めてくださった佐藤舞さん、そして委員の皆様に大変お世話になりました!
貴重な機会をいただきありがとうございました!
新人さんの五月病対策~態度や意欲をほめる~
2024年04月29日
GWが始まりました!
新型コロナが5類になり、初めてのGW。ターミナル駅や空港は多くの人でごった返していますね。
一方で、今年の新人さんたちが入職して1ヶ月が経とうとしています。
皆さんの職場の新人さんたちは順調に成長されていらっしゃいますか?
また、元気に毎日出勤されていますか?
GWまでは、社会人と学生の違いなど、職場ってどんなところ?ということを知る期間でした。
入職間もない時期は、職場はきっと「アウェー」のようの感じる方も多かったともいますが、先輩たちが話しかけてくれたり、それに対して会話ができるようになったりと、少しずつ「ホーム」に感じる新人さんも増えてきているのではないでしょうか。
GW明けからは、多くの病院・施設では、正式な配属先で具体的な仕事を教えることが多くなることでしょう。
そこで気を付けたいのが、いわゆる「五月病」。
「五月病」は、次のようなことが原因と言われていますね。
・ 職場の人間関係がうまく作れない
(先輩はまわりに話しかけられない、相談できないなどのコミュニケーションがとれない)
・ 思った職業と違うと感じるギャップ
(こんなに難しい仕事だったとは・・・思っていたよりつまらない職業・仕事だったなど)
・ 教えてもらったことができないことでの自信喪失
(勉強は結構できたほうなのに、仕事でミスをしてしまうことで自分への自信をなくす)
上記のことによって、「職場に行きたくない」「辞めたい」という気持ちになりつつも、「入職したばかりだから、行かなくちゃいけない、辞めちゃいけない・・・」という自分に無理をする気持ちが結果として、メンタル不全につながってしまいかねません。

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そこで、今の時期の新人さんのとらえ方をこう考えてみたらいかがでしょうか。
・新人さんは、しばらくは仕事を教えられても、できないことが多い。
・できないのは当たり前であり、自分たちもそうだった。
・できないことをできるように努力している姿を見せることが大事。
・できないことは、どうしてできないのかを観察する。
・逆にできているところは何かを見つけて、それを伝える。
・サポートすることは先輩の役目だから、遠慮しなくていいことを伝える。
・ただ、今すぐにできることもあるので、それをほめる。
✅ 元気にあいさつ
✅ 呼ばれたら元気に返事
✅ 途中経過と終わったことを報告
✅ 手が空いた時は、周りに「何かやることはありませんか」の声かけ
✅ ミスをしたら、すぐに報告(事実を報告)して、謝る
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新人さんは、仕事こそまだできませんが、上記のことがちゃんとできているのであれば、
ほめるところをたくさん見つけられるのではないかと思います。
例えば、教えた仕事をミスしてしまった新人さんがいたとしても、次のようにほめることもできるのではないでしょうか。
「ミスは新人なんだから、ミスがあっても当然ですよ。
でも、○○さんは、教えたときは『承知いたしました』と
元気にやる気いっぱいの返事をしているでしょう?
それは前向きな気持ちが伝わってくるんですよ。
その気持ちがあることで、次はミスしないようにしようという意欲にも
つながってくるんですよ。
次は同じミスをしないように、まずは一緒にもう一度やってみましょうか。」
新人さんは、仕事の成果はまだ出すことはできませんが、態度や意欲でほめる点がたくさんあるはずです。
「態度や意欲」でほめる実践をすることで、「自分でも頑張っていれば、ちゃんとほめてもらえるんだ」というモチベーションアップにつなげたいものです。

モチベーションアップまでいかなくとも、「仕事に行きたくないな・・・」と思っていた時、先輩からほめられたことで、「もうちょっと頑張ってみようかな」という前向きな気持ちにさせること、それが五月病防止対策につながるように思います。
GW明け、「態度や意欲」をほめる!で新人さんを迎えませんか?