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八戸市内の介護施設で接遇マナーの講義~接遇マナーは、利用者さんの尊厳を守る第一歩

2026年09月20日

 2026年8月、青森県八戸市内の介護施設にて、約60名の職員の皆さまを対象とした接遇マナー研修を担当させていただきました。
 今回の研修は、過去に弊社の研修をご受講くださった職員の方からご紹介をいただき実現したものです。以前の研修をご評価いただき、再びお声がけいただけたことを大変嬉しく思います。

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 介護現場における接遇マナーというと、「言葉遣いを丁寧にすること」や「笑顔で対応すること」を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、弊社が研修でお伝えしているのは、接遇は単なるマナーではなく、ご利用者の尊厳を守るための実践であるということです。
 接遇とは相手への敬意の表現であり、信頼関係を築く第一歩でもあります。また、ご利用者に安心感を提供し、一人の人として尊重するための重要な関わり方でもあります。

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 今回の研修では、「なぜ今、接遇マナーが必要なのか」をテーマに、接遇が施設にもたらす効果や、反対に接遇が乱れた場合に生じるリスクについて考えていただきました。弊社としては、接遇の乱れは不適切ケアや虐待の入り口になり得ると考えています。もちろん、多くの職員の皆さまはご利用者のために真摯に業務に取り組まれています。
 しかし、慣れや忙しさの中で、「待って」「早くしてください」といった命令口調や、「前にも言いましたよね」といった言葉が無意識に出てしまうことがあります。言葉を発した側に悪意がなくても、受け取る側が傷ついたり尊厳を損なわれたりする可能性があることをお伝えしました。

 研修では、介護現場で接遇が乱れてしまう要因として、「慣れ」「忙しさ」「支援者意識の強さ」「職場文化」「感情コントロール不足」などを取り上げました。また、声掛けや繰り返し質問への対応、介助時の説明不足など、実際の現場で起こりやすい場面を用いて、良い例と悪い例を比較しながら考えていただきました。

 さらに、「気づかずにやっていませんか? 接遇セルフチェック」を実施しました。利用者様の話を途中で遮っていないか、忙しいときに無表情になっていないか、利用者様の目を見ずに対応していないか、職員側の都合を優先していないかなど、日常の行動を振り返る内容です。普段は当たり前になっている行動だからこそ、チェックシートを通じて改めて自分自身の接遇を見つめ直していただきました。
     

     
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 接遇マナーは特別な技術ではありません。しかし、その積み重ねがご利用者やご家族との信頼関係を築き、安心して過ごせる環境づくりにつながります。そして何より、ご利用者の尊厳を守ることにつながります。
 忙しいときや慣れた関係性の中であっても、「自分が利用者だったらどう感じるだろう」「自分の家族だったらどう思うだろう」という視点を持ち続けることが、良い接遇の原点ではないでしょうか。今後も現場で実践できる学びを通じて、介護サービスの質向上のお手伝いをしてまいります。

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