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埼玉県老人保健施設協会で講義~テーマは「メンタルヘルスとコミュニケーション」~

2026年10月16日

去る9月30日、埼玉県民活動センターにて、埼玉県老人保健施設協会主催の研修会で講師を務めさせていただきました。

当日は県内の介護老人保健施設で活躍されている介護職員の皆さま約40名にご参加いただき、「中堅職員としてのセルフマネジメント ~メンタルヘルスとコミュニケーション~」をテーマに研修を実施しました。


 介護現場では、利用者さんやご家族への対応、多職種との連携、後輩指導など、さまざまな役割が求められます。その一方で、人材不足や突発的な対応、人間関係などによるストレスを抱えながら働かれている方も少なくありません。そこで今回の研修では、自分自身を整えながら長く働き続けるための「セルフマネジメント」について考えていただきました。
 副題は、「自分を大切にする働き方」。

     
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 研修では、「セルフマネジメントは我慢することではない」ということをお伝えしました。自分の心や体の状態に気づき、必要な休息を取り、時には周囲に相談しながら自分を整えることが大切です。
 また、ストレスマネジメントでは、「ストレスをなくす」のではなく、「ストレスに気づいて対処する」ことの重要性についてお話ししました。参加者の皆さまには、現在の自分の状態を数値化する「ストレスのコップ」のワークにも取り組んでいただき、自分自身の状態を振り返る機会としていただきました。
 介護現場の職員の皆さんこそ、ストレスマネジメントのスキルを身に着けておく必要があると思っているのですが、意外に学ぶ機会がないという現状もあります。


         
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 後半では、セルフマネジメントとコミュニケーションの関係、そしてアンガーマネジメントについて取り上げました。介護の仕事は感情労働とも言われます。自分に余裕がないと、言葉や表情、態度に影響が表れ、利用者さんや職員同士のコミュニケーションにも影響を及ぼします。だからこそ、自分の感情に気づき、適切に整えることが重要です

 研修の最後には、「気づく・立ち止まる・選ぶ・伝える・頼る」という5つのセルフマネジメントの実践について整理しました。頑張り続けるだけではなく、必要な時に休み、周囲の力を借りることも大切な仕事の一つです。

   
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 参加者の皆さまは非常に熱心で、グループワークや事例検討でも積極的に意見交換されていました。日々利用者さんと向き合いながら現場を支えておられる皆さまの真摯な姿勢に、私自身も多くの学びをいただきました。

 ご参加いただいた皆さま、そして研修開催にあたりご準備いただいた埼玉県老人保健施設協会研修事務局の皆さまに心より感謝申し上げます。

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