「社会に出ると必要だよ!」の納得度
2018年09月21日
先日、我が家のJK(女子高生)と大げんかをしました(~_~;)
けんかの原因は・・・
娘が進学のための願書を書き終え、封入して完了!だったのですが、
念のため、「宛名の”行”、”御中”に直した?」と確認したところ、「まだ」との返事。
「直してから送ってよ」と更に返すと、娘からこんな言い分が(-_-;)
「これが、合否に関係あるわけ? 成績と関係ないじゃん! 受験の内容じゃないじゃん!」
こちらは、「そういうもんなの!」とちょっとキレ気味に返してしまいました。
そこから、大げんか勃発です(@@;)
*~*~*~*~*~*
その後、冷静に考えてみました。
娘の言い分も確かに間違っているわけではありません。
本来、受験は高校の成績、当日の試験結果等がどうであるかの確認です。
封筒の書き方は受験科目ではありません。
そうすると、親として、何故、封筒の宛名を「行」から「御中」に修正するのかを
説明すべきだったと、反省しました(>_<)
*~*~*~*~*~*
このことは、言ってみれば日本的礼儀だけのことです。
送り先がこの日本的礼儀を重んじているかどうかはわかりません。
しかし、私たちはそのような中で育てられてきました。
娘の世代は、手紙を書く、手紙を送るという習慣は全くと言っていいほどありません。
それはメールやSNSに取って代わってしまっているからです。
「誰かに何か伝えたい」の願いを実現するには、手紙ではなく、メールやSNSなのです。
手紙の習慣をほとんど体験してこなかった娘世代にとって、「御中に修正する」ことは
全く理解できないことは言うまでもないことだと気づきました。

*~*~*~*~*~*
けんかが収束したとき、娘に改めて伝えました。
もし、受験生であなたと同じ点数の人がいたとき、どちらを合格させるかとなったら、
受験科目以外で常識がある生徒かを判断する材料になるかもしれないんだよと。
本来の受験科目ではありませんが、そういうこともしっかりしているんだということが
時として重要な要素になりうるということを話しました。
※~※~※~※~※~※
社会に出ると、幅広い世代の人たちと交流することになります。
それぞれの世代が大切にしてきたことを全く知らずに社会に出るのと、
一通りのことを少しは知っているとでは、おそらく交流のしやすさの点で
大きく違いが出てくると思うのです。
さて、我が家のJKはどこまでそれをわかってくれたのかな???
検索
カレンダー
カテゴリ
最近の記事
- 宮城県社会福祉協議会にて主査研修で講義
- 佐久大学社会連携センター「認定看護管理者ファーストレベル」で講義
- 八戸市社会福祉協議会主催 全職員向けハラスメント研修で講義
- 秦野市社会福祉協議会でリーダー向け研修で講義
- 高齢者施設での“穏やかな看取り”を考えるセミナーを開催しました
- 長野県看護協会で認定管理者ファーストレベルで講義
- 埼玉県老人保健施設協会にて、一般職員向け/中堅職員向けの研修で講演
- 第75回日本病院学会 多職種セッションにて講演
- 自治体病院協議会長野県支部で講演 テーマは、「医療・介護現場での接遇マナーの基本を重要性」
- 医業経営コンサルタント協会青森県支部にて「医療機関の人事管理」をテーマに講演
