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「普通」って何だろう…~自分基準と相手基準~

2023年02月04日

 今回のブログもテレビネタからです📺

 元々、テレビドラマが大好きなのですが、今クールのテレビドラマに結構、はまっています。
 その1つが、『リエゾン』(テレビ朝日系列)です。

 子どもの発達障害専門クリニックを舞台に、さまざまな発達障害の子どもたちへの関わりだったり、子どもの気持ち、その親の気持ちなどを通じて、発達障害を上手にそれぞれが受け入れていく様子を描いているドラマです。

 クリニックでは、発達障害のことを「凸凹(でこぼこ)」という表現をしています。

 発達障害をもつ人たちの「生きづらさ」を「凸凹らしい生きやすさ」に考え方を変えていくことが描かれています。

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 昨日の『リエゾン』では、小学校入学を控えた子どもの発達障害を親が受け入れられず、親がその状況に苦悩するというテーマでした。
 どうしても普通学級に入れたい母親と、現実からすると支援学級のほうが子どもにとってよいという葛藤です。

 ドラマ終盤で、母親が「普通って何だろう」とつぶやきました。
    

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 「普通」って何だろう・・・🤔

 私たちがよく使ってしまうことばである「普通」。

 ✅ 普通、知ってるよね
 ✅ 普通、できるでしょ、それぐらい・・・

 結構、ことばにしていたり、そう思うことはないですか。
     

 勝手に自分が「普通」という基準を決めていて、その基準を相手に押し付けてしまっているのではないかと思いました。

 そう考えると、似たような意味合いでは、「当たり前」、「常識的に」もそうかもしれません。

 ドラマに重ねてみると、職場での後輩指導でも同じようなことが考えられるのかもしれないと思いました。
 ドラマでは、「生きづらさ」ですが、職場では「居ずらさ」になります。いずれ、離職につながりかねません。

 例えば、後輩に指導するとき、「普通は・・・」ということばを使ったり、「〇〇年も経験しているんだから、それぐらい当たり前にできることでしょ」というスタンスで後輩に接していると、後輩に自分の基準を押し付けてしまっていることになり、後輩は、できない自分を責めたり、どう対処してよいかわからなくなる・・・。そして、この職場にはいたくなくなる・・・、つまり「居ずらさ」=離職につながりかねないのかなと思いました。
    

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 昨日の『リエゾン』を観て感じたこと。
 個人の成長を促すならば、「普通は・・・」という自分の勝手な基準ではなく、「後輩にどうなってほしいのか基準」で接するスタンスのほうが、成長につながるよなぁ・・・と思った次第です。

 「普通」って何だろう・・・。
 自分の「普通」と相手の「普通」は違う。その認識を改めて考える機会になりました。

 次回も楽しみなドラマです。

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