評価段階の評語は、できるだけ平易なことばで(人事評価シリーズ12)
2018年09月06日
評価基準は、次のことについて設定する必要があることは、前回(人事評価シリーズ11)で
お伝えしました。
(人事評価シリーズ11から引用)
①何段階にする?
3段階、4段階、5段階など、段階の数を設定
②設定した段階の評語の表現はどうする?
ⅰ)数字(5・4・3・2・1)で表現、アルファベットで表現(S・A・B・C・D)など
ⅱ)各段階の基準(例:「5」は、「期待をはるかに上回る」など)
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今回は、②設定した段階の評語の表現についてお伝えします。
ⅰ)数字で表現?アルファベットで表現?
👉どちらでもいいと思いますが、従業員の皆さんが「しっくり」くる、「使いやすい」と思う方でよいですね。
ⅱ)各段階の基準の表現は?
👉この評語の表現は、大変重要です。部下と上司の評価のすり合わせの基準になるものです。
5段階評価での一般的な評語の表現は、次のとおりですが・・・
S :期待をはるかに上回る結果が得られた。
A :期待を上回る結果が得られた。
B :期待どおりの結果が得られた。
C :期待をやや下回る結果となった。
D :結果をはるかに下回る結果となった。
ただ、これだけの基準ですと、部下と上司との評価の食い違いの振れ幅が大きくなる可能性があります。
これ以外に、双方の評価結果に食い違いが出ないよう、別の表現も付け加えておくとよいでしょう。

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例えば・・・このような表現もあります。
ポイントは、できるだけ「平易なことば」で表現することです。
S評価:
・まれにみる優秀さである ・誰からみても模範的である ・非のうちどころがない
A評価:
・日常は全く問題がない ・先駆けて自ら動く ・言われなくても動く
・リスクを考えて先手が打てる
B評価:
・手がかからない ・時々質問をしてくるものの、その後は問題がない
・教えれば、ひととおり出来る ・可もなく不可もない状態
C評価:
・指導したら、かろうじて出来る状態 ・時々、見守りや確認が必要
・自立までに時間がかかる ・多少、手がかかる
D評価:
・何度指導しても、任せられない ・ミスが多く、手がかかる
・部署、チームに支障をきたしている
その他、「%」で表現する方法もありますね。S評価は、90~100%のように。
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いずれにしても、この評語が評価のすり合わせの原点になります。
できるだけ多くのスタッフの評価結果の振れ幅が拡がらないように表現の工夫は必要だと思います。
評語の表現は、人事担当者が単独で決めるのではなく、
現場の複数のメンバーからの意見を取り入れながら決めることをお勧めします。
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