「世代間ギャップコミュニケーション」をテーマに講義
2026年03月08日
先日、済生会前橋病院様で「世代間ギャップコミュニケーション」をテーマにオンライン研修を実施いたしました。
本研修では、上司・部下、先輩・後輩といった立場の違いだけでなく、世代ごとに育ってきた環境や価値観の違いが、職場の“すれ違い”を生む背景にあることを、具体的な事例を交えながら考えていきました。
1.世代間ギャップは「価値観の違い」
研修前半では、世代間ギャップのある調査結果をもとに、多くの職場で上司・部下双方が世代間ギャップを感じている現状を共有しました。
✅「不服そうな表情だが、意見を言わない」
✅「反応が薄く、真意が分かりづらい」
✅「仕事の線引きをしているように感じる」
一方で、若手職員からは、
✅「話のテンポやノリが合わない」
✅「例え話が分からない」
✅「ワークライフバランスに対する考え方の違い」
といった声が調査結果で挙がっていました。これらは、能力や意欲の問題ではなく、それぞれの世代が「普通」「当たり前」としてきた基準の違いによるものであることをお伝えしました。
2.事例から考える、職場で起こりやすいすれ違い
研修では、
✅「ことばが伝わらない」
✅同じ言葉でも受け取り方が違う
✅「言わなくても分かる」と「言ってもらわないと分からない」のズレ
といった、医療現場でも起こりがちな事例を取り上げ、「何が不足していたのか」「どうすれば防げたのか」を参加者同士で考えていただきました。
「言葉を少し足すだけで、誤解は減る」
「分からないと感じたら、確認してよい」
そんなシンプルですが大切なポイントを、改めて認識する時間となりました。

3.“話しやすい・相談しやすい人”になるために
研修後半では、メラビアンの法則をもとに、言語・非言語・準言語コミュニケーションの影響についてもお伝えしました。
自分では無意識の表情や声のトーンが、相手の反応や行動に大きく影響していることに、「ハッとした」「自分を振り返るきっかけになった」という声も多く聞かれました。
4.セルフマネジメントの重要性に高い関心
今回の研修後、特に多く寄せられた感想が、「セルフマネジメントの部分をもっと詳しく聞きたかった」という声でした。
セルフマネジメントは、体調管理、感情コントロール、モチベーション、キャリア、タイムマネジメントなど、良好な人間関係を保つための“土台”となるものです。
また、医療現場では「感情労働」が多く、自分の感情を抑えながら相手に対応する場面が少なくありません。その積み重ねが、知らず知らずのうちに疲労やストレスにつながることもあります。
所属長の方からは、「自身の関わり方や状態を振り返るきっかけになった」、「改めてセルフマネジメントの重要性を感じた」といった感想も寄せられました。
このたびの研修実施の機会をいただきましたこと、済生会前橋病院様に感謝申し上げます!
