「効果的な人材育成の手法を学ぶ」をテーマに講義
2026年03月13日
千葉県内の看護部様にて、主任さんを対象とした研修を実施しました。
約30名の主任さんたちにご受講いただきました。
今回の研修では、「効果的な人材育成の手法を学ぶ」ことを目的に、「人材育成の難しさ」「主任としてのコミュニケーション」「困難事例への対応」のプログラムで、講義と事例検討を組み合わせた実践的な内容としました。
*************************************
1.今回の講義でお伝えした主なポイント
講義冒頭では、近年の人材育成を取り巻く環境の変化を整理しました。
✅ 働き方改革やハラスメント意識の高まり
✅ 多様な価値観・世代が混在する職場
✅ 主任に求められる役割の変化(「指示する人」から「一緒に考え、育てる人」へ)
その上で、人材育成がうまくいかなくなる背景として、①「ゴールのズレ」 ②「期待値のズレ」 ③「関わり方のズレ」という3つの視点から、現場で起こりがちなすれ違いを確認しました。
また、主任として欠かせないスキルとして、
✅ 話しかけやすく、相談されやすい関係づくり
✅ 言語・非言語・準言語を意識したコミュニケーション
✅ 相手を尊重しながら伝えるアサーティブコミュニケーション
✅ 「注意」と「アドバイス」を使い分ける視点
について、具体例を交えながらお伝えしました。

2.事例検討で深まった「自分事としての学び」
今回の研修では、5つの事例検討を、3~4名の少人数グループで実施しました。
仕事を覚えるのに時間がかかるスタッフ、チームに非協力的に見える年上スタッフなど、実際の現場をイメージしやすい事例をもとに、
✅ 主任の関わりのどこに課題があったのか
✅ どのような声かけ・対応が考えられるのか
を、各グループで活発に話し合っていただきました。
正解を探すのではなく、「自分だったらどう関わるか」を考えることで、講義内容が一気に現場と結びついていく様子がとても印象的でした。
3.主任同士で語り合う時間の価値
研修後、看護部様から次のようなご感想をいただきました。
**************************
今回、実際をイメージしやすい事例を基に、グループワークを通して様々な視点をもち、
問題点や解決策を自分たちで考える有意義な研修となりました。
普段、全主任が集まって話す機会はほぼないため、同じ立場としての多くの意見を聞け、
良い刺激となったようです。
とても良い表情で話す主任たちを見ていると、まだまだ成長できる看護部の未来を
感じることができました。
**************************
主任というお立場は、上からも下からも期待され、悩みを一人で抱えやすいポジションです。
だからこそ、同じ立場の仲間と考えを共有する時間は、何よりの学びと支えになるのではないかと思っております。
今回の研修が、主任がスタッフとの関わり方を振り返るきっかけとなり、看護部のこれからを支える力となること、願っております!
このたびは、研修のご依頼をいただきましたこと、感謝申し上げます。
「世代間ギャップコミュニケーション」をテーマに講義
2026年03月08日
先日、群馬県内の病院からのご依頼を受けて、「世代間ギャップコミュニケーション」をテーマにオンライン研修を実施いたしました。
本研修では、上司・部下、先輩・後輩といった立場の違いだけでなく、世代ごとに育ってきた環境や価値観の違いが、職場の“すれ違い”を生む背景にあることを、具体的な事例を交えながら考えていきました。
1.世代間ギャップは「価値観の違い」
研修前半では、世代間ギャップのある調査結果をもとに、多くの職場で上司・部下双方が世代間ギャップを感じている現状を共有しました。
✅「不服そうな表情だが、意見を言わない」
✅「反応が薄く、真意が分かりづらい」
✅「仕事の線引きをしているように感じる」
一方で、若手職員からは、
✅「話のテンポやノリが合わない」
✅「例え話が分からない」
✅「ワークライフバランスに対する考え方の違い」
といった声が調査結果で挙がっていました。これらは、能力や意欲の問題ではなく、それぞれの世代が「普通」「当たり前」としてきた基準の違いによるものであることをお伝えしました。
2.事例から考える、職場で起こりやすいすれ違い
研修では、
✅「ことばが伝わらない」
✅同じ言葉でも受け取り方が違う
✅「言わなくても分かる」と「言ってもらわないと分からない」のズレ
といった、医療現場でも起こりがちな事例を取り上げ、「何が不足していたのか」「どうすれば防げたのか」を参加者同士で考えていただきました。
「言葉を少し足すだけで、誤解は減る」
「分からないと感じたら、確認してよい」
そんなシンプルですが大切なポイントを、改めて認識する時間となりました。

3.“話しやすい・相談しやすい人”になるために
研修後半では、メラビアンの法則をもとに、言語・非言語・準言語コミュニケーションの影響についてもお伝えしました。
自分では無意識の表情や声のトーンが、相手の反応や行動に大きく影響していることに、「ハッとした」「自分を振り返るきっかけになった」という声も多く聞かれました。
4.セルフマネジメントの重要性に高い関心
今回の研修後、特に多く寄せられた感想が、「セルフマネジメントの部分をもっと詳しく聞きたかった」という声でした。
セルフマネジメントは、体調管理、感情コントロール、モチベーション、キャリア、タイムマネジメントなど、良好な人間関係を保つための“土台”となるものです。
また、医療現場では「感情労働」が多く、自分の感情を抑えながら相手に対応する場面が少なくありません。その積み重ねが、知らず知らずのうちに疲労やストレスにつながることもあります。
所属長の方からは、「自身の関わり方や状態を振り返るきっかけになった」、「改めてセルフマネジメントの重要性を感じた」といった感想も寄せられました。
このたびの研修実施の機会をいただきましたこと、感謝申し上げます!
藤沢市障害者施設協議会主催 中堅職員向けヒューマンスキル向上研修で講義
2026年03月05日
2026年2月27日(金)、藤沢障害福祉法人協議会様主催の中堅職員研修『活かそう!自分の強み!磨こう!ヒューマンスキル!』にて、講師を務めさせていただきました。

当日は、障がい福祉の現場で日々奮闘されている中堅職員の皆さまにご参加いただき、リーダーシップ・チームづくり・世代間コミュニケーション・セルフマネジメントについて、講義とグループワークを交えながら進めていきました。
■ なぜ今、「中堅職員のヒューマンスキル」なのか
中堅職員は、次のような組織の“要(かなめ)”となる役割を担っています。
✅管理職の意図を現場に伝える
✅若手職員を育成・フォローする
✅現場の空気や人間関係を調整する
今回の研修では、「すべてを一人で抱え込まない」「中堅職員だからこそ発揮できる力がある」という視点から、ヒューマンスキルを整理していきました。

**************************
研修プログラムは次のとおりです。
✅ヒューマンスキルとは何か
✅中堅職員に求められるリーダーシップとマネジメントの違い
✅チームがうまく機能している状態・していない状態
✅世代の違うスタッフとのコミュニケーションのポイント
✅教える・指示する・ほめる・認める・感謝する
✅中堅職員自身のセルフマネジメント
特に、「具体的にどう声をかけるか」「どう伝えれば誤解が生まれにくいか」といった現場ですぐに使える視点を大切にお伝えいたしました。
**************************
研修後のアンケートでは、多くの前向きなご感想をいただきました。
・「とてもわかりやすかった。次年度も同じテーマで行ってほしい」
・「今、現場で一番悩んでいたテーマだった」
・「すぐに実践できる内容だった」
・「自分に足りない技術や考え方に気づけた」
・「グループワークで他の人の考えを聞けてよかった」
研修全体の満足度についても、「非常に満足」「満足」がほとんどを占め、中堅職員の皆さまが抱える課題と内容が合致していたことがうかがえました。
最後に今回の研修が、「自分の関わり方を少し変えてみよう」「一人で抱えなくていい」、そんな気づきにつながっていれば幸いです。
ご参加いただいた皆さま、そして企画・運営にご尽力いただいた関係者の皆さま、貴重な機会をいただきましたこと、ありがとうございました。
神奈川県社会福祉協議会主催 プレリーダー研修で講義
2026年02月05日
2026年1月、神奈川県社会福祉協議会主催の「プレリーダー研修」で講義いたしました。
本研修は、2020年度から毎年弊社が担当しており、今回は約70名の方がご受講されました。
福祉(介護、障がい、保育)の現場では、若手スタッフがリーダー役を任される場面が増える一方で、
・ リーダーになってと言われても、何をすればよいのか
・ 先輩リーダーを見ていればわかるから・・・
・ リーダーになったからには何でもできるようにならないと・・・
等々、不安がいっぱいな心持ちの方が多いと思います。
本研修では、リーダーに求められる役割を「方向性を示す」「進捗を管理する」「メンバーを把握し動機づける」「環境を整える」「上司を補佐する」「模範となる」の6つに整理し、具体的な行動レベルに落とし込んで解説しました。
また、リーダーになって一番の悩みごとは、「人のマネジメント」です。
人のマネジメントを、「教える」「ほめる」「叱る」「任せる」の4つのテーマで、すぐに実践できる手法や具体例をお伝えしました。
さらに、チームがうまく機能するときの3つの条件「目標・方向性を示す」「役割分担と協力体制をつくる」「コミュニケーションをとる(報告・連絡・相談・教える・手伝う)」、一方でチームが機能しない背景には、役割の固定化やコミュニケーション不足など“チームの硬直化”が起きている可能性があることもお伝えしました。
参加者の方々からは、
・ 「何でもできるリーダーではなく、いい特徴を持つリーダーになろうと思った」
・ 「リーダーシップやマネジメントの具体的行動がわかって、実践しようと思った」
・ 「終日の研修だったが、他施設の方との意見交換もたくさんできて、あっという間だった」
等の声が寄せられ、前向きな一歩を踏み出す時間になったように感じます。
本研修開催にあたり、神奈川県社会福祉協議会研修センターの職員の皆様には、大変お世話になりました。
宮城県社会福祉協議会にて主査研修で講義
2025年12月08日
2025年11月28日(金)、宮城県社会福祉協議会にて主査研修の講師を務めました。
今回の研修は、中核職員としてリーダーシップを発揮するために必要なスキルを学ぶ機会として企画されています。
社会福祉協議会の現場では、地域福祉の推進に向けて多様な職種や立場の人々と協働する力が求められます。その中で、主査としてチームをまとめ、課題を解決し、意見を調整するスキルは不可欠です。
今回は、宮城県社会福祉協議会が運営する施設の職員の皆さん、宮城県内の市町村の社会福祉協議会の職員の皆さんがご受講されました。
*******************
研修は3つのテーマで構成し、講義と演習を通じて実践的なプログラムで進めました。
講義内容は次のとおり。
第1講 チームをまとめる ~チームワーク〜
・集団の特性を知り、チームをまとめるポイントと具体的な行動を学ぶ。
第2講 問題発見と課題解決 ~問題解決力~
・問題とは何か、問題の原因と解決方法の探り方を学ぶ。
第3講 意見をまとめる 〜コミュニケーション力・ファシリテーション力~
・後輩や他職種との様々な意見を取りまとめ、最適な意見を導く方法を学ぶ。
*******************

*******************
活発な意見交換をしながら、熱心にご受講くださいました。
これから、中堅職員として更なるご活躍を願っております!
このたびは、講義の機会をいただき、ありがとうございました。
日本赤十字社の医療倫理研修会で講義~活動報告61
2024年12月18日
10月に日本赤十字社の医療倫理研修会で講義の機会をいただきました。
全国の赤十字病院の皆さんが本部にお集りになり、2日間にわたって開催される研修です。
3年前から毎年ご依頼いただいております。

私が担当したのは、「アンガーマネジメント」。
患者さんへの対応で、イラっとしたときに、冷静に判断して対応するためのアンガーマネジメントの活用をお伝えいたしました。
ただ、アンガーマネジメントは、あくまでも怒りの感情を上手に表現することであって、「上手に」を
どのように伝えるかが次に必要なスキルです。
伝える内容、理解・納得できる伝え方や話し方、態度も併せて実践する必要があります。
そのためには、アンガーマネジメントだけではなく、伝え方(交渉術)や叱り方(注意の伝え方)、ハラスメントの知識や最新情報も組み合わせて身に着けておくことが大事とお伝えいたしました。
一方で、イラっとした感情を自分の中に閉じ込めてしまう(我慢)人は、ストレスマネジメントも更に必要なスキルであることもお伝えしたところです。

患者さんへの対応だけではなく、職場の職員同士でも上手に自分の意図するところを上手に伝え、メンバー同士や多職種が協力しながら、よりよい医療を提供するという意味では、「医療倫理」の枠組みは、患者さんに加えてよりよい職場づくりも含まれるのではないかと思います。
職員同士のイライラ感情のぶつかりが、患者さんへ影響するのは明らかです。
そのためにも、まずは職員同士のイライラ感情の「感情」を表現するのではなく、イライラ感情の元になっていることを、上手に表現すること。これがアンガーマネジメントなのだと思います。
日本赤十字社の研修事務局の皆様、お世話になりました!
青森県臨床検査技師会 新人研修会で講義~活動報告56
2024年06月05日
去る5月25日(土)、青森市民ホール(青森市)にて青森県臨床検査技師会主催の新人研修会で講義の機会をいただきました。
青森県支部の会長 奥沢さんとは、3月末にある食事会で偶然お隣に座ったことから知り合い、この度のご縁となりました。また、更に5年以上前からFacebookでお知り合いで、エイトドアのオンライン講座にも何度もご受講いただいた佐藤舞さんのご推薦もいただき、始まる前からわくわくな企画の研修会でした。
****************************
研修会は、今年度の新卒の新人さんから経験5年目までの青森県内の病院で勤務する臨床検査技師の皆様約30名がお申込みいただき、開催の運びとなりました。
研修のタイトルは、
「自分の仕事を進めやすくするための職場コミュニケーション
~”いい意味で”気にかけてもらえる人になろう~」
です。
ありきたりなタイトルでは、面白くないなぁと思い、こんな表現にしてみました。
****************************
新卒1年目~5年目の職員の方たちは、学生時代コロナ禍で過ごしてきた方たちです。満足にコミュニケーションが取れないまま社会人となり、そこでもまだマスク越しでの会話・・・
困ったとき、教えてほしいとき、助けてほしいときに先輩にどう話しかけたらよいのだろうか・・・
話しかけられないから会話が少なくなり、先輩たちも話しかけにくくなり・・・という悪循環により、
結果として離職にもつながりかねません。

折角入職した病院です。
”いい意味で”気にかけてもらえる新人さんになれれば、先輩たちから話しかけられる機会も増え、その分、会話の数が増えて、お互いに話しかけやすい人同士になれます。
そのためのコミュニケーションのコツをお伝えいたしました。

この度の研修会では、奥沢会長、司会を務めてくださった佐藤舞さん、そして委員の皆様に大変お世話になりました!
貴重な機会をいただきありがとうございました!
元気のバランス~「元気」と「元気でない」とき
2024年02月07日
一昨日から昨日朝まで、首都圏は雪模様で大混乱に見舞われました。
雪国出身からすると(八戸は大雪になることは滅多にありませんが・・・・)、「これぐらいの雪でこんなに大騒ぎになっちゃうのが首都圏」と思ってしまいます。これを「雪国マウント」というそうです(笑)
SNSのトレンドワードに挙がっていたそうです。
同じくトレンドワードではないですが、アメリカで話題になっているのが、「セサミストリートのエルモの一言」だそうです。
1月29日、SNSでエルモが言った一言とは・・・
「みんな、元気?」
その問いかけに、多くは、「元気じゃない」「つらい」「悲しい」などの本音を吐露した返事がたくさんあったそうです。
「本当は、元気なんかなくて、○○のことがつらいんだよ」とか、「本音を言うと、つらくて悲しい」など。
*************************
「元気?」と訊かれて、本当の意味での「元気」と答えられる人はどれだけいるのでしょうか。
私たちは、毎日「元気な一面」と「元気ではない一面」の両方を持っていると思います。
「元気」と言える部分は、今元気というよりは、「元気に頑張るぞ!」という意気込み的な一面。
意気込みなので、公の場面で堂々と言えるし言わなければ・・・という部分だと思います。
「元気ではない」部分は、今抱えている悩みや困りごとに対してのマイナスな感情が出てしまう一面。
この一面は、なかなか公然の場で話せることではなく、人によっては、自分で抱え込んでしまってメンタル不全に陥ってしまうこともあるかもしれません。しかし、親しい人や聴いてもらえる人に話すことも。

エルモの一言は、後者の一面を引き出してくれた一言だったのだと思います。
つらいとき、悲しいときに自分にため込まず、言える人がエルモだったのかもしれません。
私たちは、本音を押し殺して、ついつい頑張りすぎてしまうことがあります。しかし、それは一時の頑張りであって、長続きする頑張りではないと思うのです。
たまには、自分の「元気ではない」一面もどこかで吐露することで、「元気のバランス」が取れるのではないかと思うのです。
エルモの一言のニュースを観たとき、どんな言葉かと思ったら「みんな、元気?」のフツーの言葉。
なんだ・・・と期待外れと一瞬思いましたが、後から考えて、こんなに深い意味を持つ言葉だったんだと考えさせられました。
「元気?」と問いかけられたとき、「元気じゃないときもあるよ」と言える関係性っていいかもしれませんね。
初対面でのコミュニケーション~名刺は最大限の情報~
2024年01月31日
1月も今日で終わり。
毎年のことながら、あっという間に2024年も12分の1が過ぎました。1か月間で何をしてきたかな…と振り返ると、年が明けるとそれだけで慌ただしい気持ちになってしまい、成果を残せていないと反省の月末です。
********************************
先日、副業をしている方を知人に紹介されました。
その時、名刺交換のとき、「今一歩」があれば付き合いたいと思うのに・・・と思ったことがありました。
副業されている方は、私とのつながりを希望されていたようだったので紹介の運びとなりました。
初対面の際、その方に名刺を渡しました。
ごく普通の名刺の渡し方です。会社名と名前を名乗って・・・です。
しかし、相手の方は、知人の紹介もあり、きっとその方の名前などのプロフィールを私は知人から聴いているのだろうと思ったのか、名前も名乗りませんでした。そして、そのまま名乗らずに、ご自身のビジネスを紹介し始めました。
また、こちらが渡した名刺には目もくれず・・・
一通り話を聴いて、その場は終了。
私の率直な感想は、「この方とは、仕事をすることはない」です。
理由は、2つ。
1つ目は、名乗らなかったこと。
2つ目は、名刺に書いていることに全く触れず、自分のビジネスの話だけしかしなかったこと。

********************************
初対面のとき、名刺交換のコミュニケーションはとても大事だと思っています。「名乗らない」はそれ以前の問題ですが・・・。
初対面の方からいただく名刺は、相手の方からいただける最大限の情報です。その最大限の情報から、いかに相手と信頼関係の第1歩を築けるかだと思っています。
そうなると、受け取った名刺にどれだけ関心を持って、会話につなげるかがビジネスコミュニケーションではないでしょうか。
例えば、私の場合ですと、次の3つのことを必ず実践しています。
① お名前(苗字・名前)にフリガナがなく読めない漢字であれば、必ず訊く。
そして、「そうお読みするんですね。初めて出会う読み方です」などお伝えします。
② 会社名の由来、会社のロゴマークの由来を訊く。
③ 名刺の裏を必ず見る。
例えば、グループ会社で、各事業所とその住所が書かれているようであれば、知っている場所を伝えてその土地に関する共通話題につなげる。
********************************
「相手が自分に関心を持ってくれている」とわかると、相手はより自分の情報を話してくれます。そこから更に共通項ができて、関係性が高まります。そこで初めて、「この人の話をもう少し聞いてみよう」という次のステージである「ビジネス」につながるのではないでしょうか。
今回のことは、自分も気を付けようと思うとともに、いい商品を持っていても、初対面コミュニケーションの重要さを再認識した出来事でした。
「わからない」「困っている」を正しく伝える力~今すぐ、新人さんに身に着けてほしいこと~
2023年04月24日
今月は、新人研修や新任管理職研修が続きました。
ようやく落ち着きつつあります。
ただ、毎日連日の研修で、アウトプットばかり続けていると、自分自身のインプット情報が枯渇していると実感してきます。GWは、勉強WEEKにしようかと計画中です。
***********************
さて、ここ3年間ぐらい新人研修で新人さんたちにお伝えしていることがあります。
「仕事を楽しむためのセルフマネジメント」です。
新人の時は、とにかく不安なことばかりだと思います。
不安の原因を解決しなければ、不安は徐々に大きくなっていきます。大きくなると、仕事を覚えようにも手につかなくなってしまうことも考えられます。
特に、新人になるのと同時に一人暮らしが始まると、自宅に帰って一人でますますその不安は大きくなる可能性があります。
セルフマネジメントは、さまざまな側面がありますが、その1つとして、「自分が困っているときに、自分から声をあげる」を伝えています。
まず、仕事を楽しむためには、
① 不安を排除しよう! と伝えています。
不安を排除するためには、
② 「自分は不安だ」ということを正しく伝えよう! と伝えています。
不安は、「教えてもらったけれど、わからなくなってしまって、進められない」とか、「やってはいるが、このやり方でよいのかがわからない」などからくる感情です。
私の経験上ではありますが、不安があると前に進めないと思うのです。前に進むためには、「相談する」です。要は、不安であることを相手に正しく伝える力が新人さんには必要だと思っています。
「わからない、どうしよう・・・」「困った、どうしよう・・・」のとき、先輩や上司に話しかけにくくて、黙っている新人さんも結構見かけました。
これは、専門用語で言うと、「未学習」「誤学習」というそうです。自分の意志を伝えたいときに、伝える方法を教えられていない(未学習)、伝える方法が間違っている(誤学習)とのこと。
「黙っている」
=「わかっていると思っている」「問題なく進んでいる」と判断される
ということを、新人さんにぜひ伝えていただきたいと思います。

***********************
上記とそれ以外に、新人さんの仕事をし始めたときのセルフマネジメントを4点お伝えしております。
① わからないときは、手を挙げよう! 周りの先輩に声をかけよう!
⇒ 「わからない」ということを、正しく伝える
② 不安は必ずあるもの
⇒ 不安の気持ちは、リスク管理(気を付けようとする気持ちと行動)になる
③ 一人前になることを焦らない
⇒ 経験を積むことでスキルが身に着くからこそ、日々実直に取り組む
④ ストレスを数値化してみる
⇒ “ストレスのバケツ”に”100ストレスたまる”としたら、今、どれぐらいたまってるか?
”70ストレス以上”溜まっていたら、自分で軽減できるのか、できないなら相談する
***********************
折角、今の職場を選択してくれた新人さんです。
コロナ禍で入学式もなかった・・・オンライン授業ばかり・・・と影響を最も受けた今年度の新人さんです。
困ったときのコミュニケーションのとり方を是非、お伝えいただきたいとおもいます!
