コロナ禍での新人研修のあり方
2021年04月08日
今日は午前中、調剤薬局のリモートによる新人研修でした。
今年度は、新人研修のご依頼を5件いただいております。管理職向け研修を主としてご案内しているため、新人研修の機会は最近すっかりなくなっておりました。しかし、今年はいろんな理由で、しっかり新人研修を実施したいというご要望によるものです。コロナ禍が背景にあり、それが影響しているのだと思います。
その一つに、人事担当者からすると、採用活動も思うように進められない一年でした。そんな中で折角採用した新人さんを離職させないために、最初にしっかりと教育をしておきたいということでした。
また、コロナ禍で不安な状態で入職してきている新人さんのケアをしっかりしたいということもあるようです。
更に、研修方法もリモートが主流になり、研修担当者もわざわざ研修会場を予約したり、一堂に会する段取りをしなくても受講できる環境をつくれることも理由だと思います。

これまでの新人研修は、社会人としての心構えやマナーを教育することが主たる目的だったと思います。しかし、コロナ禍においては、それに加えて、就職活動中での組織の側との接触の機会が少なかったことへフォローアップ的な要素も必要だと考えます。
新人研修を丁寧に行うことで、「組織はあなたたちを大切に育てていきたい」という側面もあるように思います。
*~*~*~*~*~*~*~*
これからの新人研修は、単なる「教育」だけではなく、組織の側の新人さんへの思い入れのようなことも伝える機会として捉えることも必要なのではないでしょうか。
せっかく採用した新人さんです。大切に組織で育っていきたいですね。
検索
カレンダー
カテゴリ
最近の記事
- 宮城県社会福祉協議会にて主査研修で講義
- 佐久大学社会連携センター「認定看護管理者ファーストレベル」で講義
- 八戸市社会福祉協議会主催 全職員向けハラスメント研修で講義
- 秦野市社会福祉協議会でリーダー向け研修で講義
- 高齢者施設での“穏やかな看取り”を考えるセミナーを開催しました
- 長野県看護協会で認定管理者ファーストレベルで講義
- 埼玉県老人保健施設協会にて、一般職員向け/中堅職員向けの研修で講演
- 第75回日本病院学会 多職種セッションにて講演
- 自治体病院協議会長野県支部で講演 テーマは、「医療・介護現場での接遇マナーの基本を重要性」
- 医業経営コンサルタント協会青森県支部にて「医療機関の人事管理」をテーマに講演
