「墓じまい」から考える日本の慣習
2019年08月08日
毎日あちらもこちらも猛暑猛暑で避暑地は日本での避暑地は今や存在しないのでは・・・と思う日々が続いていますね。
今日のブログは久しぶりの「雑感」。
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先日、情報番組で「墓じまい」を特集していました。お盆が近いからの特集だったのだと思います。
最近、墓じまいをする人が増えているとのことで、その手続き、世の中の流れ、費用などを紹介していました。
「墓じまい」・・・
地方から離れた子どもたちに自分の死後について面倒をかけたくない、負担をかけたくないということから、お墓そのものをなくしてしまうことだそうです。
法的な手続も必要のようで、「へぇ~そうなんだ」という情報満載な特集でした。
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確かに、最近はお葬式の方式も様々で、しきたりや慣習にとらわれることない「自分らしい」ことが好まれるようになってきています。
お骨の納め方もしかりです。
お墓は子孫が脈々と守っていくものであるという考え方も変わってきているということ。
その背景にあるのは、親子関係、親戚関係も希薄になってきていることもあるのだろうと思いました。
いいか悪いかは別として、ここのところ、これまでの日本のしきたり、ならわしがどんどんと失われていることに少し寂しさを感じてしまう「墓じまい」の特集でした。
来週からお盆。
今のところ私はしっかりと墓前に手を合わせてきたいと思います。
好きなことをすると効果は顕著
2019年06月01日
我が家の娘は今年4月からペットのトリミングの専門学校に通っています。親としては大学に進学してほしかったのですが、小さい頃から犬が大好きで、子どものころから、犬に関わる仕事をすると将来の職業に関しては、一貫していました。
将来なりたい職業を決めていなかった私からすると、自分の娘ながら、この一貫した考えは、これはこれで“すごい”と思います(;^_^
ただ、私もかつて専門学校の学生課で仕事をしていた経験もあり、2年間の学校生活の多忙さは知っていましたので、好きなこととはいえ、頑張れるかな…と一抹の不安もありました。
しかし、毎日学校での様子を訊いてみると…
「今日はチワワのグルーミングだった」、「今日のトイプードルがかわいくてしかたなかった」、「すごく汚れていてシャンプーするときかわいそうだった」などなど、学校での充実感が毎日のように伝わってきます。そして、毎日のようにお世話した犬の写真を撮ってきているようです。
高校では全くと言っていいほど勉強しなかった娘。定期テストでは、結構悲惨な点数だった娘(笑)ですが、好きなことをするとこんなにも学ぶことに対しての姿勢が違ってくるのが顕著に見えてきます。
「好きなことには前向きで成果もでる。」が如実です。
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人材育成でも、得意なところを伸ばす、得意なところはもっとそれをさせることで、さらにやる気にさせるということがあります。
実際の仕事をするとなると好きなことばかりできるわけではありませんが、今、好きなことを頑張るということで限られた期間にめいいっぱいのスキルを身に着けてほしいと思いました。
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そろそろ弊社の広報部長のシャンプー&トリミングもしてほしいですね(;^_^
リクルートスーツは制服?
2019年04月13日
新年度がスタートして2週間が経ちました。
新人研修が終わったのか、昨日の週末はあちらこちらでリクルートスーツを着てキャリーケースを持った新入社員らしき人たちを大勢見かけました。新入社員の皆さんの表情は一様に研修が終わったのか、ホッとした笑顔にあふれていました。同期の仲間との未来への期待にあふれる笑顔に、自分の新入社員時代を思い出しました。
一方で、リクルートスーツ姿に包まれた彼ら彼女らを観て、どことなく疑問というか、今まで感じなかった違和感がありました。
男性も女性も黒のスーツに白のワイシャツ&ブラウスという姿にです。
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私事ながら、我が家の娘も入学式でした。私は仕事のため、式に参列できませんでしたが。
学校からの送られてきた入学式の案内にも次のことが書かれてありました。「入学式後に就職セミナーがあり、リクルートスーツで参加することになるので、入学式はリクルートスーツをお勧めします」と。こんなにまでリクルートスーツはもはや「就職活動の制服」なのだと思いました。
そして、お店に行くと、リクルートスーツの定番がディスプレイされています。スーツの色は黒、ブラウスは白、バッグは色もカタチも定められています。
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先日、ネットニュースの記事で、かつての入社式と現在の入社式の比較写真が掲載されていました。記事には、「かつての入社式の方が個性が出ていた」という文章が。現在の入社式は、女性のヘアスタイル、スーツの色、ブラウスもほぼ同じ。
思い出してみると、私が就職活動したときはここまで一律なリクルートスタイルではありませんでした。「就職活動にふさわしいスタイル」と言われて、自分で訪問するときのスーツは選んでいました。「ふさわしい」は自分で考えるという時代でした。今は、「ふさわしい」を考えることなく、決められているんだなと。
リクルートスーツ姿の新入社員を観て思った疑問は、「これでいいのか」ということです。
個性を引き出すという教育をされてきて、それをよしとされてきたのに、就職するときは個性を一切消して、リクルートスーツという就職活動の制服で自分を売り込む。
この流れに矛盾を感じているの私だけなのかな・・・と思った昨日、リクルートスーツ、何だか娘に着せるを躊躇してしまう親の一人でした。
皆さんはどのように思われますか?
「余裕」は自分でつくるもの
2018年11月09日
「余裕がある」「余裕がない」ということば、よく使いますよね。
医療や介護の現場は、いうまでもなく人材不足の前に人員不足が更に恒常化しています。
ですので、現場スタッフからよく聞くことばが「最近、余裕がないんですよ~」の一言です。
先日、介護施設で研修をしたとき、講義をしながら「余裕がある、ない」について、
「これってもしかして・・・」と思ったことがあり、アドリブながら講義内容に盛り込みました。
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「余裕がある」、「余裕がない」は、「余裕」とは
自然発生的もしくは、外部からの影響によって発生しているように思っている人が
多いのではないかということです。
余裕が「ある」というときは、
☑ 自分の想定内での時間でものごとがすすんでいる
☑ 自分の想定内の範囲でのものごとを処理できている
要は、「想定内」「予定通り」という状態がそれだと思われます。
一方、余裕が「ない」というときは、
☑ 思いもよらない出来事が発生して、計画していたこと以外の時間の工面がつかない
☑ 計画していたことが外的要因によって、計画を変更しなければならない
☑ 想定していたより処理に時間や手間がかかっている
「予定変更を余儀なくされた」「計画時によみ誤った」ということがあると思われます。
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余裕が「ない」状態から、「ある」状態にするためには、自分で「余裕をつくる」ことしかないと思うのです。
さらに、余裕がないときは、物理的な時間や処理量はたいしたことがないのですが、
気持ち的な焦りが先行してしまって、やるべきことに優先順位を付けられない状態にあると思われます。
「ない」状態は、結局は外的要因によって創り出されるものであるならば、
「ある」状態は自然と生み出されるものではなく、
自分自身が外的要因に対処すること=「余裕をつくる」なのではないでしょうか。
「今、余裕がないんです!」ということばを聞いたとき・・・
「では、余裕をつくることを何か自分でしていますか?」と問いかけることもありなのかな・・・と。
「社会に出ると必要だよ!」の納得度
2018年09月21日
先日、我が家のJK(女子高生)と大げんかをしました(~_~;)
けんかの原因は・・・
娘が進学のための願書を書き終え、封入して完了!だったのですが、
念のため、「宛名の”行”、”御中”に直した?」と確認したところ、「まだ」との返事。
「直してから送ってよ」と更に返すと、娘からこんな言い分が(-_-;)
「これが、合否に関係あるわけ? 成績と関係ないじゃん! 受験の内容じゃないじゃん!」
こちらは、「そういうもんなの!」とちょっとキレ気味に返してしまいました。
そこから、大げんか勃発です(@@;)
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その後、冷静に考えてみました。
娘の言い分も確かに間違っているわけではありません。
本来、受験は高校の成績、当日の試験結果等がどうであるかの確認です。
封筒の書き方は受験科目ではありません。
そうすると、親として、何故、封筒の宛名を「行」から「御中」に修正するのかを
説明すべきだったと、反省しました(>_<)
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このことは、言ってみれば日本的礼儀だけのことです。
送り先がこの日本的礼儀を重んじているかどうかはわかりません。
しかし、私たちはそのような中で育てられてきました。
娘の世代は、手紙を書く、手紙を送るという習慣は全くと言っていいほどありません。
それはメールやSNSに取って代わってしまっているからです。
「誰かに何か伝えたい」の願いを実現するには、手紙ではなく、メールやSNSなのです。
手紙の習慣をほとんど体験してこなかった娘世代にとって、「御中に修正する」ことは
全く理解できないことは言うまでもないことだと気づきました。
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けんかが収束したとき、娘に改めて伝えました。
もし、受験生であなたと同じ点数の人がいたとき、どちらを合格させるかとなったら、
受験科目以外で常識がある生徒かを判断する材料になるかもしれないんだよと。
本来の受験科目ではありませんが、そういうこともしっかりしているんだということが
時として重要な要素になりうるということを話しました。
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社会に出ると、幅広い世代の人たちと交流することになります。
それぞれの世代が大切にしてきたことを全く知らずに社会に出るのと、
一通りのことを少しは知っているとでは、おそらく交流のしやすさの点で
大きく違いが出てくると思うのです。
さて、我が家のJKはどこまでそれをわかってくれたのかな???
基本の「き」~メモが教えてくれたこと~
2018年07月13日
我が家の娘のJK(女子高生)は、卒業学年です。
本来であれば、受験勉強に熱を入れてもらわないといけない時期ですが、
すでに進路が内定しており、先日からアルバイトを始めました。
中華系?の飲食店です。(だいたいわかる(^_^;)
アルバイト初日にこんなメモを持って帰ってきていました。
見ると、あいさつの仕方や仕事をする上での
基本的なコミュニケーション(社員同士の声かけの仕方)が書かれています。
「休けい 休けいいただきます」
「うしろを通る時 うしろとおります」
(平仮名なのが残念ですが(笑)
このメモが何だか新鮮に思えました。
「いつからこういうメモを書かなくなったのかな・・・」と。
社会人経験が長くなると、こういうことは仕事をする以前のことであり、
「当たり前のこと」なので、わざわざメモすることもなくなります。
しかし、一方で「そんなことを言われなくてもわかっている」というおごりから、
つい忙しいときは、ここに書かれている配慮が周りの方々にできなくなることもあります。
これこそ「基本の”き”」。
共に仕事をするのであれば、これを大切にしなくては・・・と思う2枚のメモでした。
骨折体験記②~松葉杖は敏感なセンサー~
2018年05月21日
骨折体験記第2弾のテーマは、「松葉杖」
病院から渡されて、使い方も知らなかった私。
左足を骨折したってことは、左右どっちに松葉杖を使えばいいんだっけ?!?!
なレベル(^_^;
外来の看護師さんに高さ調整をしてもらい、1~2分練習。
1ヶ月もすれば、まるで自分の脚のように使いこなすこともできました✰
が・・・・
これまた、いろいろな不便さもありありなんです。
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松葉杖の先はゴム製になっています。
もちろん滑らないためです。(そりゃそうだ)
これが、結構歩くときにつまづくのです。
松葉杖を一歩前に出そうとすると、こんなことがあります。
① アスファルトの凸凹(年度末の道路つぎはぎ?!)に引っかかる
② 点字ブロックに引っかかる
③ ゴム製ですが、ぬれたタイルの上は、要注意(かなり注意)
松葉杖を引っかけて、また転倒しそうになったこともしばしば。
松葉杖の先は、とても敏感なセンサーのようでした。
ちょっとした凸凹でつまづいてしまうのです・・・
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特に、点字ブロックは、視覚障がいの方には絶対必要なもの。
しかし、松葉杖だけではなく、普段から杖を使っている方々にとってみると、
歩行の妨げになることもあるのか・・・と考えさせられました。
あらゆる人たちのバリアフリー、難しいものです。
普段から支障なく生活している者(私も含め)こそ、
それぞれが抱える不便さを知るべきだと思いました。
骨折体験記①~車椅子での乗り心地~
2018年05月20日
今年2月、人生初めて骨折を経験しました。
転んで骨折。典型的な骨折原因です(>_<)
「すんごい痛い」と聞いたことはありますが、
本当に「すんごい痛い」も経験済みです(T_T)
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骨折経験から、違った視野で日常生活を体験する機会を得ました。
(ポジティブに捉えてみたところ・・・(^_^;)
2ヶ月間の骨折生活から、3つの違った視野を綴ります。
1回目は、病院受診時の「車椅子体験」です。
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「自立して歩くことができない」から仕方ないのですが・・・
①車椅子で院内を移動するのって、乗っている側からすると
乗っていない人たちの邪魔になって申し訳ない・・・。
②廊下にいる人たちをかき分けて、車椅子で進む。
よけてもらって申し訳ない・・・。
③院内各室の出入口で待っていることが、
いるだけで場所を取っているようで申し訳ない・・・。
④院内を移動するにも病院スタッフの手を借りなければ、
移動ができない・・・歩けさえすれば、自力で移動できるのに申し訳ない・・・
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私が移動するだけで、多くの人たちに手間をかけてしまっている。
車椅子を使ったことがなかっただけに、
どこにも向けられない気持ちを感じました。
決して、”乗り心地”がいいものではないのです。
車椅子に乗っていない側からみた車椅子の患者さんに対して、
特別なことを感じていませんでした。
今回、乗る側を経験し思ったこと。
乗る側は、周囲に気を遣って生活しているということ。
車椅子を使っている方にこれまでと違った配慮ができそうに思います。
体質改善で学んだこと
2018年05月16日
ここ1ヶ月間、体質改善に取り組んでまいりました。
大台を目前にして、これまで健康管理に気遣ってこなかった私です(^_^;
しかし、さすがに一つのカラダを50年近くも使っていると、
身体のいたる箇所に修理修繕が必要になってきていることを感じていました。
・・・で、何をすればいい?!?!
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そんなとき、仕事の関連で久しぶりに会った10年来の友人から
教えてもらった体質改善プログラム。
食べるものに気遣う、飲酒は1ヶ月なし、生活のリズムを整える等など・・・
(続けられるかしら・・・、ホントに体質改善できるのかしら・・・)という不安もありましたが、
友人のマメなLINEに日々元気づけられ、なんとか1ヶ月持ちこたえることができました♪
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その結果、ぐっすり寝られるわ、朝の目覚めはすっきりだわ、
階段を昇るときも身体が軽いわ、とにかく爽快感があります。
なんと、嬉しいことに体重も減!(だから軽いのか(^_^;
前向きに支えてくれた友人に感謝です♥
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体質改善1ヶ月で私が得たことが3つ。
① 体重が減った♪(これ、結構嬉しい)
② これからの食生活、生活リズムを見直すきっかけになった♪
③ 1ヶ月、耐えられたという事実!!!
そして、学んだことが3つ。
① アドバイスは素直に聞くべし!
②「やればできる!」に年齢は関係ない!
③ 取り組むプロセスは、これからの自分を創る!
「結果にコミットする」ではありませんでしたが、
私の場合、「プロセスにコミット」したのかもです♪
あ、見た目、あまり変わっていませんので、期待は無しでお願いします(m_m)
GW後半初日、いろんな○○の仕方を考える
2018年05月03日
2018年GWも後半に入りました。
今日の横浜は午前中、荒天の予報でしたが、
朝、目覚めるとすっかり雨もあがって、青空も覗いていました(Lucky☆)
少し風が強いですが、お天気がいいことということはお出かけ日和!
ニュースでも各地の観光地、高速道路も人と車でいっぱいのようですね。
なのになのに・・・
私は・・・というといと、咳と鼻水MAXの風邪っぴき(T_T)
朝から、柔らかティッシュ半箱を使ってしまいました(>_<)
GW前半も楽しみにしていたワーキングスペースでの交流会も欠席、
新規事業ミーティングも延期・・・(すみません(@@;)
元々、GWは出かけず、がっつりお仕事!の予定ではありましたが、
なんだか残念!な気持ちでおります。
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ここ1年ほど、連休となると体調を崩すことが多くなりました。
来年、大台を迎える私の身体は、どうやら「連休は、ゆっくり休みなさい!」と言っているようです。
大人しく自宅でのんびり過ごすことといたしましょう♪
孔子は論語で「50にして天命を知る」と謂われています。
私なりの解釈ですが、
今の自分の身体を知って、今すべきこと、できることを考えて行動する。
「やりたいこと」から「すべきこと、できること」にスイッチすることなのかな・・・と。
やりたいことはいっぱいあるのですが、集中&選択して、「すべきこと、できること」に
絞っていきたいと思います♪
GW後半初日、働き方、暮らし方、楽しみ方・・・いろんな○○方を考える一日でした。